ウィーン観光というと、シェーンブルン宮殿、ホーフブルク王宮、美術史美術館あたりが定番です。ただ、インテリア好き・家具好きのあいだで人気なのが、中心部から西へ少し行ったところにある王宮家具博物館(Möbelmuseum Wien)です。
もともとハプスブルク家が使う家具を保管していた「宮廷家具倉庫」がそのまま博物館になった施設で、王宮がそのまま保存されているかのような調度品を、ガラス越しにではなく間近で見られます。
この記事では、宮廷家具博物館に関する情報をまとめます。
Klook.com【結論】世界最大級のハプスブルク家具コレクション
王宮家具博物館は、皇帝フランツ・ヨーゼフやエリザベート(シシィ)、皇太子ルドルフなど、ハプスブルク家の人物ゆかりの家具や調度品、小物が並ぶ、ハプスブルクの生活史を見ているような博物館です。
- 入場料:大人€20(音声ガイド付き)/子ども(6〜18歳)€12/学生・シニア・障がい者€18。6歳未満は無料
- 予約:個人なら予約不要。当日ふらっと入れる(オンライン事前購入も可)
- 支払い:オンラインはクレジットカード決済が基本。チケット窓口でも当日購入できる
- アクセス:地下鉄U3「Zieglergasse(ジーグラーガッセ)」駅から徒歩約2〜3分
- 営業時間:火〜日・祝 10:00〜17:00(月曜は休館)
ウィーン・王宮家具博物館の基本情報
王宮家具博物館とは?

王宮家具博物館の正式名称は「Möbelmuseum Wien(メーベルムゼウム・ヴィーン)」。前身は、ハプスブルク帝国の宮廷家具を管理・保管していた「Hofmobiliendepot(ホーフモービリエンデポ=宮廷家具倉庫)」で、日本語では「宮廷家具博物館」「ウィーン家具博物館」「帝国家具コレクション」など、いくつかの呼び方をされます。
展示品は3世紀以上におよぶため、皇帝フランツ・ヨーゼフやエリザベート(シシィ)、皇太子ルドルフなど、ハプスブルク家の人物ゆかりの家具や調度品、小物が並び、ハプスブルクの生活史を見ているような感覚になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | 王宮家具博物館(Möbelmuseum Wien/Hofmobiliendepot/Furniture Museum Vienna) |
| 住所 | Andreasgasse 7, 1070 Wien, Austria(ウィーン7区・ノイバウ) |
| 電話番号 | +43 1 524 33 57 |
| 営業時間 | 火〜日・祝 10:00〜17:00(月曜休館) |
| 入場料 | 大人€20 子ども(6〜18歳)€12 学生(19〜25歳)・シニア(60歳以上)・障がい者€18 |
チケットには音声ガイドが含まれており、館内の解説パネルや展示ラベルもドイツ語と英語の併記です。
王宮家具博物館の予約と支払方法
王宮家具博物館の予約
個人で見学する場合、予約は基本的に不要です。 開館時間内(10:00〜17:00)に行けば、そのまま入場できます。ウィーンの主要観光地は時間指定予約が当たり前になりつつありますが、ここは比較的ゆるやかで、旅行のスケジュールに組み込みやすいのが魅力です。
王宮家具博物館の支払方法
チケットの支払いは、オンライン・窓口ともにクレジットカードを中心としたキャッシュレス決済が利用できます。
せっかく有料施設なので、使える割引も押さえておきましょう。
- Vienna Pass:対象施設に1回無料で入場できる
- Vienna City Card:大人 €18
- Ö1 Club Card:€1.50 の割引。
ウィーンパスでをお得に回る
王宮家具博物館を単体で見るのも十分楽しいのですが、はじめてのウィーンなら「ウィーンパス」が断然おすすめです。
ウィーンパスでウィーンの90の主要観光スポットに無料で入場でき、より費用対効果が高く多様な探索が可能です。博物館、美術館、ランドマークを含む市内の主要観光スポットへの無料入場できるのは嬉しいですね。
王宮家具博物館はどこにある?
王宮家具博物館の場所
王宮家具博物館があるのは、ウィーン中心部の西側、7区(ノイバウ)の Andreasgasse 7 です。ウィーン最大のショッピングストリート「マリアヒルファー通り(Mariahilfer Straße)」から1本北に入った静かな通り沿いにあります。
西駅(Westbahnhof)やシュテファン大聖堂方面からもアクセスしやすく、マリアヒルファー通りでの買い物やカフェ巡りの合間に立ち寄るのにも向いた立地です。博物館の建物にはレストランが隣接していて、見学後のランチや休憩にも困りません。
王宮家具博物館への行き方・アクセス方法
もっとも分かりやすく安いのは、地下鉄U3を使うルートです。
| 手段 | ルート | 所要時間の目安 |
|---|---|---|
| 地下鉄(最寄り) | U3(オレンジ)「Zieglergasse」駅下車、Andreasgasse出口から徒歩 | 約2〜3分(約200m) |
| 西駅から | Westbahnhofから東行きのU3で1駅、「Zieglergasse」下車 | 約5分 |
U3のジーグラーガッセ駅を降りたら、出口表示の「Andreasgasse」を目印にしてください。駅を出てマリアヒルファー通り方面へ進み、Andreasgasseに入って約200m、通りの左側(7番)に入口があります。大きな建物ではないので、うっかり通り過ぎないよう注意です。
王宮家具博物館の見どころ
ハプスブルク家の調度品と「宮廷家具倉庫」の世界

入口のある1階は、宮廷家具の管理業務の紹介から始まります。最盛期の王宮は1400室以上あったといい、その家具をどう管理し、運び、使い回していたのか——いわば「宮廷版の引っ越しと在庫管理」の世界が広がります。展示は、マリー・アントワネットの書き物机(セクレテール)、皇太子ルドルフの「トルコの間」、エリザベートがコルフ島の別荘アキレイオンで使った鼈甲と真鍮の家具、葬儀用の冠やローズウッドと象牙のチェスセットなど、家具の枠を超えてハプスブルク家の人物像に迫るものばかり。見学の締めくくりには、収蔵庫(デポ)を思わせる大量の椅子が並ぶ光景が待っています。
ウィーナー・モデルネの椅子デザイン

最上階は、オーストリア家具、とくに椅子デザインの近代史です。トーネットの曲木椅子、ヨーゼフ・ホフマン、オットー・ワーグナー、アドルフ・ロースといった巨匠の作品が並びます。ワーグナーが設計した郵便貯金局の椅子など、建築と家具がセットで見られるのがポイント。デザイン好きなら、ここだけで軽く30分は使ってしまいます。
まとめ
王宮家具博物館は、家具という切り口からハプスブルク家の暮らしを垣間見ることが駅る観光スポットです。シェーンブルン宮殿やシシィ博物館とセットで回るなら、シシィパスを使うと移動も費用もおさえられます。王宮の豪華な部屋を見たあとにこちらへ寄ると、間近に調度品を見ることができて満足感アップ!ウィーンの観光プランの選択肢としていかがでしょうか?
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