カッパドキアの奇岩群やアヤソフィア、ブルーモスク、ケバブ、チャイなど数々の世界遺産や名所・食事を巡りに、2月の冬場にトルコのイスタンブールとカッパドキアに行ってきました。思いのほか巡る箇所が多く、ヨーロッパほど遠くないけどアジアほど気軽にはいけない距離感なので、荷物のパッキングにも手間取ってしまいました。
そこで実際に現地を訪れた際に「これがあったらよかった!」「あれは持ってきて正解!」といった実体験をもとに、約1週間弱のトルコ滞在での必携持ち物リストを一挙ご紹介します!
- 【全世界共通】トルコ旅行で忘れてはいけない必需品
- 【全世界共通】快適なトルコ旅行のための定番グッズ
- トルコ旅行のための便利な対策グッズ(紫外線・防犯)
を中心にご紹介していきますね。世界各地20以上の国や地域を旅してきた経験をもとに、アップデートをかけていっているので、ぜひ旅行の準備にお役立ていただければ幸いです。

最近は海外旅行に行く際に、当日準備し始めるなんてこともざらではなく、現地についてから後悔することも多いので、皆さんはこのリストをみてしっかり準備してから訪れてくださいね。
トルコ旅行の必携持ち物リスト
まずは結論となる、トルコ旅行でぜひ持っていったほうがよいものやあると便利なものを一覧でまとめました!旅行直前の方はぜひ、このリストだけでも見るようにしてください。
【全世界共通】エジプト旅行で忘れてはいけない必需品
持ち物リスト |
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パスポート |
航空券 |
財布(現金・クレジットカード) |
スマートフォン |
【全世界共通】快適なエジプト旅行のための定番グッズ
ガジェット・貴重品の定番グッズ
持ち物リスト | おすすめアイテム |
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レンタルWi-Fi | グローバルWiFi ▶ |
モバイルバッテリー | Anker Nano Power Bank ▶ |
変換プラグ | 全世界対応型変換プラグ ▶ |
カメラ | Nicon D5300 ▶ |
海外旅行保険付帯クレジットカード | エポスカード ▶ |
洋服・衛生用品の定番グッズ
持ち物リスト | おすすめアイテム |
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日数分の着替え/下着/靴下 | – |
洗濯グッズ | アタック どこでも袋でお洗たく ▶ |
スリッパ | 業務用使い捨てスリッパ ▶ |
ウェットティッシュ | エリエール ウェットティッシュ携帯用 ▶ |
おしりふき | Amazonブランド ベビーおしりふき ▶ |
歯ブラシ・歯磨き粉 | GUM トラベルセット ▶ |
常備薬 | パブロンエースPro-X錠 ▶ 龍角散ののどすっきり飴 ▶ |
飛行機内の定番グッズ
エジプト旅行のための便利な対策グッズ(紫外線・健康・防犯)
紫外線・健康対策
防犯対策
持ち物リスト | おすすめアイテム |
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紛失防止トラッカー | eufy security ▶ |
パスポートケース兼財布 | スキミング防止機能付財布 ▶ |
【全世界共通】トルコ旅行で忘れてはいけない必需品
重要度MAX★★★★★で忘れてはいけないのが必需品たちです。特にパスポート・航空券・財布(現金・クレジットカード)・スマートフォンは命綱なので、肌身離さず現地滞在中も持ち歩きましょう。
よくあるのが、現地についてからパスポートを金庫に入れてしまうケース。どこかの観光スポットに入った際の入館時の身分証確認などで使うこともあるので、個人的には持ち歩くことをお勧めします。
パスポート

パスポートがないと出国できないので必ずもっていってくださいね。現地についてからも観光地の身分証確認などで必要な場合があるので、どこに行くにも基本的には持ち歩くことをお勧めします。
パスポートでよくあるミスが、「残存期間が足りなかった」ケース。これが現地について入国審査のときに発覚したら…結構な地獄です。
パスポートの有効期限は5年または10年ですが、多くの国では有効な残存期間が3~6か月以上あることを設定されています。実際、私の妻がシンガポールに行くときに1週間を切った段階で、残存期間が足りないことが発覚し、急いで新しいパスポートを再取得して、2泊遅れて現地参加したことがありました。
Web上の情報では、足りなくてもどうにかなったというケースもあるようですが、強制帰国になったケースもあるので、余裕をもって残存期間を確認しておくようにしましょう。

有効期限が1年を切ったら、新しいパスポートに作り替えてしまってもいいかもしれませんね。
航空券

最近ではアプリやメールでEチケットで送られてくるケースも増えてきましたね。航空会社によってはチェックインや荷物預け入れの際に、紙の航空券を発券する場合があります。
また、入国の時点で帰りの航空券を取得していることを確認される場合もあるので、いくつかの国を周遊する場合などはしっかりと帰りの航空券も事前手配しておくようにしておいてくださいね。
財布(現金・クレジットカード)

海外の街歩きの際に多額の現金を持って歩くのは危険なのでおすすめできません!最近ではクレジットカードが使えるお店も増えているので、1~2万円程度の現金があれば十分だと思います。
トルコリラは下落が激しい通貨のため日本国内だと両替が難しいので、現地空港の銀行にて両替を行います。物価のインフレも同時に進んでいるので、一昔のガイドブックの情報を信じて両替しようとするとそんな額じゃ全然物が買えないよ?的なリアクションをされてしまいました。地場のお土産屋さんの購入くらいでしか使う用事がなかったので、5,000円分相当しか両替しませんでした。
スーパーやホテル、観光施設、交通機関の支払いはクレジットカードで行うことができました!VISAもMastercardも使うことができました。VISAやMastercardは海外でも対応しているところが多いので、いざという時に備えて複数枚携行するのがお勧めです。
スマートフォン
現代の旅行では言わずもがなの必需品です。Google mapを見たり、Eチケットの航空券を表示したり、経路を調べたり、現地に着いた瞬間から大活躍間違いなしです。
私が使っているahamoは、海外でもそのままデータ通信できるので、大変便利です!

年1回以上海外に行くので、そのたびにいちいちWi-Fiを気にせずに通信できるのは、とても便利です。
【全世界共通】快適なトルコ旅行のための定番グッズ
ここからはトルコ旅行は勿論、そのほかのエリアの海外旅行でも展開できる、快適な旅行のための筆者の定番グッズをご紹介します!
ガジェット・貴重品の定番グッズ
レンタルWi-Fi
私自身はスマートフォンは、ahamoの回線でそのまま海外でもデータ通信を行っているのですが、妻のスマートフォンや私のタブレット、PCをネット接続する際にレンタルWi-Fiを活用しています。
海外でも最近はホテル・空港、公共交通機関をはじめ、フリーWi-Fiのスポットが増えて聞いていますが、使える場所も限られており、何よりもセキュリティリスクがあるので、基本的にはレンタルWi-Fiを利用するようにしています。
複数の機器を使われる方や、友人やご家族で旅行される方は、レンタルWi-Fiで高速通信しかかった料金をみんなで割り勘するのもおすすめです。Wi-Fiのパスワードを入力すればだれでも使えるので、ガジェット系が不得手な方にも、簡単便利に扱うことができます。
キャンペーンページからのお申込みで、1,000円OFF&受渡手数料無料になるので、お得にお申し込みください!
モバイルバッテリー

海外旅行の際はアクティブに朝から観光地を巡り、ホテルに戻るのが夜になってしまうことも日常茶飯事です。特に海外でよく利用するアプリであるUberやGoogle 翻訳、Google mapはバッテリーを結構食ってすぐ充電がなくなってしまうので、モバイルバッテリーは必需品です。
モバイルバッテリーは預入手荷物に入れることができないので、機内持ち込みできるサイズや容量も決まっているので、適したものを選ぶようにしましょう。いろいろなメーカーのモバイルバッテリーが出ていますが、個人的には、Anker Nano Power Bankがおすすめです。
上記はUSB-C端子のモデルですがライトニングケーブル対応のものもあり、スマホを充電するときもそこまで重くなく、持ち運びも便利なので重宝しています。
変換プラグ

トルコのコンセントの形状はC型(ヨーロッパタイプ)となっています。ホテルでは最近だとUSB充電できるポートがあったりしますが、カメラのバッテリー充電やヘアアイロンの使用などで普通のコンセントを使う場面も多いと思います。
私は全世界対応型の変換プラグをいつも持ってい行っているので、今回もそちらを使用することができました。USBの充電口も2つあるので重宝しています。私のはだいぶ年季が入っているので、Amazonのベストセラー表示されていたiHouse all 海外変換プラグのリンクを張っておきます。1度にいくつもデバイスを充電できる口数が多いタイプがおすすめです!
カメラ
iPhoneでも十分綺麗な写真を撮影可能ですが、せっかくの夜景撮影や世界遺産の撮影にはやっぱり一眼レフ、ということで旅行に行くときはだいたいいつもNiconを持ち歩いています。
ブルーモスクやアヤソフィア、カッパドキアの奇岩群、デリンクユ地下遺跡、地下宮殿などなど数々の世界遺産や観光名所が点在しているので、ぜひ一眼レフで写真撮影したいところです。
海外旅行保険付帯のクレジットカード
ここでは海外旅行保険付帯のクレジットカードについて少々深掘って記載します。海外では医療費が非常に高額なため、ちょっとした怪我でも100万円以上の費用が発生してしまう国もあったりするので、海外旅行に行く際は海外旅行保険への加入が欠かせません。
そんなときに海外旅行保険が付帯しているクレジットカードであれば、わざわざ別で海外旅行保険に加入せずとも、治療費は勿論、航空機遅延の補償、紛失補償、ロストバゲージの補償など様々な補償を受けることができる場合があります。
クレジットカードの海外旅行保険の付帯方法には2種類あり、利用付帯と自動付帯があります。利用付帯では各クレジットカード会社によって微妙に条件が異なりますが、旅行代金をそのクレジットカードで支払うことが条件になります。
私のよく使っている楽天カードの場合は、しかもその旅行代金が募集型企画旅行の料金に該当する必要があり、つまるところツアー旅行の代金なら適用されるのですが、ホテルと航空券をそれぞれ別々にとるような個人手配の場合は適用外になってしまうので、あまりイケていません…。
なので海外旅行保険の割安なものにいつも加入していたのですが、エポスカードが年可否無料で海外旅行保険が自動付帯、つまり持っているだけで保険対象になるということが分かりました!
洋服・衛生用品の定番グッズ
日数分の着替え/下着/靴下
滞在日数にもよりますが、飛行機遅延などの急なアクシデントに備えて、日数分の着替えや下着、靴下など各種衣服は用意しておいたほうがよいかと思います。1週間を超えてくる場合は、現地のランドリーなどで洗濯してもよいかもしれません。
冬場は冷え込むので、ダウンジャケット必須です。とくにボスフォラス海峡をわたるフェリーや海の近くの橋などは海風で体が冷えてしまいます。
洗濯グッズ
日数が増えるとさすがに日数分の着替えを持っていけないので、現地での洗濯が必要となります。ただし、現地のランドリーは言語も読み解きづらく、また洗濯物を放置してしまうのも少々不安感が…という方も多いかと思います。
私がよく利用するのは、アタックの「どこでも袋でお洗たく」で、この袋にお湯と洗濯物と液体洗剤を入れて漬け洗い・揉み洗いすることで洗濯できるグッズです。連泊の場合は、夜のうちに下着類やTシャツを洗ってシャワーブースやクローゼットで洗濯物を干しておけば、翌日にはある程度乾いてしまいます。
スリッパ
海外のホテルでは高級ホテルではスリッパが置いてあることもありますが、割とスリッパはないことも多いので、いつも使い捨てのスリッパを1足持っていくようにしています。
部屋の中を靴のまま歩いてしまうと、どうしても汚れが気になったり、足も蒸れてしまうので、部屋の中くらいスリッパでゆったりしたいものです。
ウェットティッシュ
ウェットティッシュは家では詰め替えタイプを利用しますが、同じシリーズで携帯用ウェットティッシュを持ち歩くようにしています。
海外の食事シーンでは日本ほどおしぼりやウェットティッシュが出てくることはありません。食事をしているときの口に付着した汚れなど気になってしまうことも多いですし、外出中のトイレで手洗い用の水が流れないなんてハプニングもあったりするので、多目的な用途でウェットティッシュは持っておきたいです。
おしりふき
海外のトイレではウォシュレットがない場合がほとんどで、私が今まで訪れた国では確かにウォシュレットは見かけませんでした。イスラム圏では洗浄用のシャワー付トイレはあるのですが、どうにもうまく使いこなせる自信がありません。
最近はスーパーなどでも、赤ちゃん用・介護用のおしりふきが販売されていますし、Amazonでも専用ブランドのおしりふきをケース単位でも販売しているので、買いだめしておいてもいいかもしれません。

ウェットティッシュ替わりにもなって、意外と便利です(笑)
歯ブラシ・歯磨き粉
海外にはGUMトラベルセットを持参しています。歯ブラシや歯磨き粉も置いていないホテルが海外は圧倒的に多いですね。最近ではエコを押し出して、国内のホテルでも設置していないところがでてきているので、歯ブラシと歯磨き粉は持参することが増えました。
常備薬
国内で普段使っている薬は忘れずに持っていきましょう。
海外のドラッグストアでも薬は購入できるのですが、体調が悪い状態で英語で症状を説明するのにまずハードルがあり、また購入できた薬が体質に合わないもしくは効きすぎるなんてこともあったりします。
全く自慢にもなりませんが、私はこれまでオーストラリア・フランス・ベトナム・エジプトに行った際に具合が悪くなったことがあります。これまでの経験を踏まえると、パブロンなどの総合風邪薬・龍角散のど飴は持ち歩いておきたいところです。のど飴はほぼお守りみたいなところですが、風邪薬で対症療法で旅行中どうにか切り抜けられることを祈るばかりです。
飛行機内の定番グッズ
ネックピロー
直行便にしろ経由便にしろ、長時間のフライトの場合は、寝るときにネックピローがあるとかなり首元が楽になります。私の使っているネックピローは、空気をいれて膨らませるタイプなので、到着したらすぐに片づけることができて嵩張らずに便利でおすすめです。
アイマスク
航空会社によってはアメニティとして無償配布してくれるところもありますが、ぺらぺらで薄いので自身のアイマスクを持参しておいたほうが快適な睡眠につながります。
ノイズキャンセリングイヤホン
以前までは耳栓をしていたのですが、結構飛行機の中は轟音なのであんまり効果がなかったんですよね。そんなときにプライベートで使っていた優先イヤホンが断線して、遂にSONYのワイヤレスイヤホンに変えまして、「これもしかして飛行機で寝るときいいんじゃね?」と思って使ってみたら、最高でした、無音まではいきませんがだいぶ静かな音になりました。私が使っているのはWF-1000XM4というモデルですが、WF-1000XM5が現在は販売されています。
妻はAirPodsを使っているのですが、そちらも機内でノイズキャンセリングモードで使って、よく眠れているようです。
いろいろノイズキャンセリングイヤホンは種類があるのですが、店頭で試したりAmazonで口コミを調べたりすることができるので、普段使いも視野にご自身にあったものを見つけられると良いかと思います。
ガイドブック
機内では映画やドラマを見たり、機内食を楽しんだり、疲れ切ったり熟睡したりと思い思いの過ごし方をされるかと思いますが、私は行きの機内では楽しみで旅行先の情報を調べるようにしています。
はじめてのトルコ旅行で「どこに行ったらよいかわからない」「なにがおすすめのお土産なんだろう?」という方には、るるぶや地球の歩き方で事前に概略をつかんでおくのがおすすめです。1冊現地に持っていくだけでも、かなり心強い存在でした。
トルコ旅行のための便利な対策グッズ(紫外線・防犯)
ここまではわりと海外旅行全般でも使えるような情報を中心にご紹介してきましたが、ここからはトルコ旅行であると便利な対策グッズをご紹介していきます!
紫外線対策
日焼け止め
冬場のトルコなので日焼けは関係ないのではないか?と思われるかもしれませんが、特にカッパドキアの奇岩群を巡る際は太陽を遮る物はないので日差しをあびやすい環境下です。気温が上がっていなくても、曇りであったとしても紫外線のダメージは蓄積されてしまいます。日焼けで肌にダメージが蓄積されないように、SPF50の日焼け止めを持参して予防のために塗っておくのがおすすめです。
私が使っているのはスキンアクアなのですが、ウォータープルーフなので汗をかいても落ちにくいので重宝しています。
サングラス
サングラスは紫外線対策として有用なだけでなく、目元を隠せるので客引きを無視するのにも有効です。そこまで目立った客引きは少ないのですが、トルコ=親日国家のイメージを利用して日本語で話しかけてくる詐欺師もいます。もちろん本当に親切な方もいたりはするのですが、明らかな物売りみたいな人を無視するのにサングラスで最初から目線を合わせないのは有効です。
防犯対策
紛失防止トラッカー

Apple端末でもAndroid端末でも使える紛失防止トラッカーeufyです。海外では航空会社や空港によっては、ロストバゲージすることがあるので、荷物の位置情報をトラッキングできるように自衛策としてスーツケースに入れるようにしています。ロストバゲージした際に見つかる可能性を少しでも高めておきましょう!
意外と精度よくて、空港についてからなかなか荷物をピックアップできずにやきもきしていても、しっかりと荷物は空港についていることを確認できるので、それだけでも安心感が違います。今回はトルコ以外にもドバイで乗り継いだり、トルコ国内線も利用したので、紛失防止トラッカーは重宝しました。
パスポートケース兼財布
パスポートやクレジットカードをスキミングされて、不正利用や犯罪に使われるケースが発生しています。私はスキミング防止機能が縫い込まれている財布を海外で使うようにしており、一応それで自衛しているつもりです。
また、こちらの財布の場合、チェーンがついているのでズボンや荷物につけられて抜き取られにくいこと、マジックテープなので開けられたときにバリバリと音がするのですぐに気づける、という点で重宝しています。
私の買ったのはだいぶ前なので、今は各社いろいろなタイプのものが出ているようなので、ご自身にあったアイテムをお探しください。
【まとめ】忘れ物はないですか?リストをチェックして快適な海外旅行へ!
ここまでエジプト旅行に向けて、実体験をもとに必要な持ち物を詳しく解説してきました。もともこもないことを言ってしまうと、最悪パスポートとスマホとクレカさえあればなんとかなる!くらいのテンションで気を負わず準備いただけたらと思います(笑)
イスタンブールの中心部にはスーパーも点在しているので、足りないものは現地で補うくらいの気持ちで、楽しく準備を進めていただけたら幸いです。