ドルマバフチェ宮殿はイスタンブール新市街の人気観光スポットであり、格式高い宮廷博物館です。トプカプ宮殿に住んでいたオスマン帝国の国王・スルタンたちの新たな王宮として、1922年までオスマン帝国最後のスルタンが退去するまで使われてきました。その後はトルコ共和国の初代大統領アタテュルクの公邸としても使用されて、現在は迎賓館兼博物館として一般公開されています。
ドルマバフチェ宮殿に実際に訪れてみましたので、入場方法やチケットの購入方法、ドルマバフチェ宮殿の見どころなどご紹介いたします!

ドルマバフチェ宮殿は現役の迎賓館でもあるので、内部の写真撮影はNG!事前に見どころをおさえて、実際に見て楽しみましょう!
- 「ドルマバフチェ宮殿」のチケット購入方法が分かる!
- 「ドルマバフチェ宮殿」への行き方と入場方法が分かる!
- 「ドルマバフチェ宮殿」の見どころが分かる!
はじめてのトルコ旅行なら、チケットの事前手配がおすすめです!
現地での煩わしいチケット購入やチケット購入の行列もスキップできて、限られた旅行期間を有効活用できます。klookではドルマバフチェ宮殿は勿論、トルコ各地のオプショナルツアーの手配が日本でできるので、事前に計画をたてやすいかも♪
「ドルマバフチェ宮殿」の基本情報
ドルマバフチェ宮殿とは?

1854年着工1856年完成したドルマバフチェ宮殿は、1922年にオスマン帝国最後の皇帝売布目と6世が退去するまで、トプカプ宮殿にかわるオスマン帝国の王宮として使用されてきました。
宮殿内部は写真撮影NGなのですが、外観や装飾は近代ヨーロッパ風な豪華な宮殿で、ところどころオスマン様式を採り入れたり、建物内部も男性向けの空間と女性向けのハレムに分割されているのが特徴的です。
現在も政府の迎賓館として使用されているのですが、トルコ共和国の初期には大統領の執務所として用いられ、初代大統領であるムスタファ・ケマル・アタテュルクはこの宮殿で亡くなったことは有名です。アタテュルクの部屋も見学可能なので、ぜひ見てみてください。
宮殿の外は写真撮影OKですので、ボスフォラス海峡に面する門や桟橋もぜひ見学するのが良いかと思います。宮殿から公道を経ずに船でイスタンブール市内を昔は行き来できていたそうです。
ドルマバフチェ宮殿の基本情報
住所:Vişnezade, Dolmabahçe Cd., 34357 Beşiktaş/İstanbul, トルコ
電話番号:+902122369000
営業時間:09:00~17:00(月曜日:定休日)
公式サイト:http://www.millisaraylar.gov.tr/saraylar/dolmabahce-sarayi
※現地訪問時点(2024年2月)の情報です。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。
「ドルマバフチェ宮殿」の行き方と入場方法
チケット売り場へのアクセス
ドルマバフチェ宮殿の最寄り駅は『KABATAŞ(カバタシュ)駅』になります。イスタンブール新市街に位置し、トラムで最寄り駅まで向かい、ボスフォラス海峡を眺めながら数分歩けば到着です。旧市街の方が観光客は多かったですが、こちらもお昼にかけて観光客が増えてきたので、人気の観光スポットになっています。

石畳をまっすぐ歩き続けると、案内板にTICKET OFFICEの表記があるので、そちらに向かいます。

TICKET OFFICEは早朝であれば全く混んでいませんでしたが、帰りがけのお昼過ぎには団体客も多く訪れて行列になっていたので、可能であれば事前にチケット購入しておいたほうがいいかもしれません。
チケット料金
チケット料金は当時は1,250トルコリラ(≒6,250円)でかなりお高めでした。
オーディオガイドの貸し出し

オーディオガイドの貸し出しはチケットの料金に含まれているので、追加の支払は不要です。そこで無料でオーディオガイドを借りることができます。たしか、パスポートを預ける必要があったように思います。
チケットの事前購入方法
今回ドルマバフチェ宮殿には10:00ちょうどくらいに行ったのですが、チケット列は数組程度並んでいました。比較的すいているほうでした。ただしお昼過ぎには混んできており、ハイシーズンはさらに行列になることもあるようです。事前にチケットサイトで購入しておくのもおすすめです。
私が普段利用しているチケットサイトとしては、Klookがおすすめです。事前決済でき、キャンペーン期間中などは通常のチケットよりも安く購入できることもあります。
また、ドルマバフチェ宮殿以外にも複数の観光スポットのチケットが一緒になったプランもあるので、ご自身の旅行プランに合わせてオプショナルツアーを組み合わせて効率的に回るのがおすすめです!
Klook.comドルマバフチェ宮殿の見どころ
ここからはドルマバフチェ宮殿の見どころをご紹介します!内部は写真撮影NGなので公式サイトから画像を引用しつつ、お庭などは撮影OKなのでそちらも併せてご紹介しますね。

現役バリバリの迎賓館なのでセキュリティも万全ですね!
庭園(撮影OK)

まず門をくぐると現れるのが緑豊かな庭園です!ライオンのモニュメントもありますね。イスタンブールには野生の猫も多いので、芝生でのんびりいろいろな猫もいます。

ドルマバフチェ宮殿の外観(撮影OK)

ドルマバフチェ宮殿は外観の撮影は問題ありません。2階建ての建物は西洋式とオスマン様式が折衷されているらしく内部を見学できるのが楽しみですね。内部は汚れ防止の靴カバーを入り口ではく必要があります。
アタテュルクの部屋
公式サイトより引用(アタテュルクの部屋)
アタテュルクの部屋はもとはハレムであり、初代大統領アタチュルクが居室として執務で利用しこの部屋で没しました。この部屋に時計があるのですが、今でもアタテュルクが亡くなった09:05で止まっています。
クリスタルの階段
公式サイトより引用(クリスタルの階段)
ちょうど私が訪れたタイミングは改修工事中だったので、一部しか見ることができなかったのですが、シャンデリアも釣り下がっている大きな階段が建物の中央付近にありました。
儀式の間
公式サイトより引用(儀式の間)
ドルマバフチェ宮殿のハイライトは儀式の間の巨大な空間とシャンデリアです!建物内部の見学の最後の最後にあるスポットなのでじっくり見学してくださいね。非常に精巧な造りのシャンデリアは必見です。
ボスフォラス海峡に向かう門(撮影OK)

宮殿から出たら目の前にボスフォラス海峡が広がります。大きな門と桟橋がいくつかあり、そのまえで記念撮影をしている観光客が多くて、人気の撮影スポットになっています。
まとめ★撮影NGだけど訪れたい!ドルマバフチェ宮殿
でした。入館料の高さと撮影NGということも相まって、行くかどうか迷ったのですが、結論ドルマバフチェ宮殿に行って良かったです!スルタンの王宮や大統領の執務所として使われていたくらいのなので非常に中は豪華絢爛で、シャンデリアをはじめ見ごたえ十分な観光スポットでした。
撮影NGなのが残念ではありますがぜひご自身の目に焼き付けていただきたいですし、宮殿の外のお庭やボスフォラス海峡の前でたくさん写真を撮ることもできるので、そのへんは満足でした。
Klook.com【参考】トルコ イスタンブール&カッパドキア関連記事
最後にトルコ イスタンブール&カッパドキアに行った際のホテルや食事の様子も別の記事にまとめていますので、よろしければそちらもご覧ください!
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