リスボンを訪れるなら一度は足を運びたい観光スポット、「ベレンの塔(Torre de Belém)」。
大航海時代の象徴として知られるこの塔は、テージョ川の水辺に立つその姿だけでも圧倒的な存在感があります。
ポルトガル旅行の際にはぜひ訪れたい!と思っていたのですが…
2025年現在は一部が工事中…!?
この記事では、最新の工事情報を含め、ベレンの塔の見どころ、行き方、チケット、周辺の観光スポットまで詳しくご紹介します。

ベレンの塔以外にもベレン地区には見どころが多いみたいです!
歴史と魅力が詰まった「ベレンの塔」とは?
ベレンの塔の基本情報
ベレンの塔は、16世紀初頭、ポルトガルのマヌエル1世の命によって建てられました。もともとはリスボン港の守りを固めるための要塞でしたが、その後は灯台や税関としても使用されるようになります。
波の中に浮かぶような姿はまさにリスボンの象徴であり、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
項目 | 詳細 |
---|---|
名称 | ベレンの塔(Torre de Belém) |
営業時間 | 09:30~17:30 ※定休日:月曜日 |
住所 | Av. Brasília, 1400-038 Lisboa, ポルトガル |
入場料(一般) | €15~ |
最寄り駅 | Belém駅 |
公式サイト | https://www.museusemonumentos.pt/pt/museus-e-monumentos/torre-de-belem |
ベレンの塔への行き方|リスボン市内からアクセス簡単!
ベレンの塔がある「ベレン地区」は、リスボン市内中心部からやや西側。アクセスは非常に良く、公共交通機関を使えば30分ほどで到着します。
- 電車で行く場合:リスボン中心の「Cais de sodre駅」からカスカイス線に乗り「Belém駅」で下車。駅から徒歩約10分。
- トラムで行く場合:15番(15E)の路面電車に乗り、「Mosteiro dos Jerónimos」停留所で下車し、そこから徒歩10分。
- バスも複数路線あり:728番や714番などが便利。
どの方法でもアクセスしやすいみたいですが、週末や観光シーズン中はトラムが混雑するようなので、時間帯を選んで訪れるのがポイントになりそうです。
チケット情報と購入のコツ|お得に入場する方法も!
ベレンの塔の入場料は比較的リーズナブルですが、入場方法などその都度変化があるため、事前購入がおすすめみたいです。
- 一般料金:€15
- 学生・シニア割引あり(要証明書)
- 毎月第一日曜日は無料(※ただしポルトガル在住者向け)
また、すぐ近くの「ジェロニモス修道院」とのセットチケットや、リスボン観光に便利な「Lisboa Card(リスボアカード)」を使えば、入場料が無料になったり、公共交通機関が乗り放題になったりといった特典もあります。
現在、ベレンの塔は工事中?【2025年の最新情報】
ベレンの塔は入れるの?
9月の訪問を楽しみにいろいろと調べていたところ、外壁に足場が建てられており入れなかったという情報がちらほらありました。
さらに調べたところ、2025年春から修復工事によって内部への入場が制限されているとのこと。再開は2026年春とのことですが、工事の進捗次第ではもう少々伸びてしまう可能性もありそうです。

周辺の観光スポットも充実!代替スポットも!
ベレン地区は、ベレンの塔だけでなく、見応えのある観光地がぎゅっと詰まったエリア。たとえベレンの塔には入れずとも、1日かけてじっくり楽しむことができそうです!
ジェロニモス修道院
マヌエル様式の傑作。内部の回廊は静謐で美しく、ベレンの塔とセットで世界遺産登録されています。
発見のモニュメント
大航海時代の偉人たちが並ぶ巨大な記念碑。上に登ればリスボンとテージョ川が一望できるらしいので期待です。
ベレン地区の楽しみ方|観光のベストタイミングは?
観光客が集中する午後よりも、午前中〜昼前に訪れるのが理想とのこと。特にヨーロッパの夏場は気温が上がるので、早めの行動がおすすめ。
また、ベレンの塔周辺は夕方になると西日が美しく、サンセットの写真撮影スポットとしても人気なんですって!
ちょっと疲れたら、川沿いのカフェや芝生エリアでピクニック気分を味わうのも楽しい過ごし方です。
【まとめ】ベレンの塔は工事中でも、ベレン地区には訪れたい!
たとえ内部に入れないタイミングだったとしても、ベレンの塔はリスボン観光のハイライトのひとつです。美しい外観に思いを馳せつつ、大航海時代のロマン、周辺の豊富な観光資源を合わせて楽しめば、きっと忘れられない1日になるはず。
「せっかく来たのに工事中…」とガッカリせず、ベレン全体を“まるごと観光”するスタンスで訪れたいと思います!
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