今回の北欧旅行のメインコンテンツはオーロラ鑑賞!北極圏の内側にあるフィンランド・ロヴァニエミに宿をとり、ロヴァニエミ発のオーロラツアーを日本から予約して参加してきました。本記事では、ロヴァニエミ1泊目に参加したKlook経由のオーロラツアーの内容は勿論、ツアーの予約方法、曇りの日でもオーロラが見えるのか?など、オーロラツアーに関する情報をご紹介します!

時期や天気にもよりますがオーロラが見える確率3日に1日程度!今回は肉眼では非常にわかりづらかったものの、あとから写真で見たらしっかりと映っていましたよ!
2泊目の夜にも、別のツアー会社でオーロラツアーに参加してきたので、そちらの記事もお楽しみください!
- 「オーロラツアー」の予約方法と準備が分かる!
- 「オーロラツアー」ツアー当日の流れが分かる!
はじめてのオーロラツアーなら事前手配がおすすめです!
現地のホテルやツアー会社経由でもオーロラツアーの予約は可能ですが、繁忙期やオーロラ予報が良好なタイミングは予約でいっぱいということもあります。ぜひ事前のツアー手配がおすすめです。klookでは人気のBBQ&写真撮影付オーロラツアーをはじめ、フィンランド各地のオプショナルツアーの手配を、日本国内にいるうちにできるのでおすすめです。
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▶klookでロヴァニエミオーロラツアーBBQ+写真撮影をみてみる
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北極圏ロヴァニエミの基本情報
ロヴァニエミってどんなところ?
ロヴァニエミはフィンランド北部、ラップランド地方の中心都市で北極圏に位置しています。オーロラツアー以外にもサンタクロースの故郷として知られ、サンタクロース村に訪れる観光客で賑わっています。冬にはオーロラ観測や犬ぞり体験が人気で、夏には白夜の美しい風景が楽しめます。

ロヴァニエミへのアクセス
フィンランドの首都・ヘルシンキからロヴァニエミへのアクセスはいくつかあります。サンタクロースエクスプレスと呼ばれる夜行列車に乗る方法もあれば、昼間の高速列車、飛行機でのアクセスも可能です。
今回は直前にデンマークへ訪れていたため、フィンエアーでヘルシンキを経由してロヴァニエミに飛行機で訪れました。ロヴァニエミ空港(RVN)は市内中心部から10km程度と程近くに位置しており、空港バスやUberを利用して市内にアクセス可能です。
詳しい行き方はまた別の記事にまとめたいと思います。
オーロラの基本情報
オーロラとは?
オーロラは、太陽から放出された帯電粒子が地球の磁場に引き寄せられ、大気中の酸素や窒素と衝突することで見られる発光です。北極圏の現地ではNorthern lightsとも呼ばれており、実際ツアー中も「Northern lights!!」という叫び声を聞き、みんな一斉にそっちの方角を見るなんてこともありました笑
緑や赤、紫など様々な色が夜空を彩り、特に冬の夜に観測しやすく、フィンランドやカナダ、アイスランドなどが人気の観測地となっています。
オーロラが観測しやすい条件
オーロラは北欧(フィンランド、ノルウェー、スウェーデン)やアイスランド、カナダ、アラスカなどが有名な観測スポットです。
見やすい時期
- 9月〜3月頃(秋分から春分まで)
- 冬の夜間(午後10時〜午前2時頃)が特に見やすい時間帯
ということで、今回は3月上旬にフィンランド・ロヴァニエミに向かい、夜間のオーロラツアーに参加しました!
気象条件
- 晴天であること。
- 光害の少ない暗い場所で観測することが重要。
今回は曇りでしたが、実際にオーロラは観測できたのでしょうか?このあと詳細をお伝えします!
アプリ「My Aurora Forecast & Alerts」
オーロラは様々な気象条件に左右されがちなので、素人には見えやすいのか否か判断がつきません。そこで、いろいろググったところ、「My Aurora Forecast & Alerts」というアプリがオーロラの見える確率を指数化してくれてわかりやすそうということで事前にダウンロードしました。
指数5以上だと見える確率が高いのですが、この日は曇りで指数も2・・・ちょっと雲行きが怪しいです。ちなみに翌日の予報は5なので、最悪翌日のツアーに参加すればいいかと考えていました。
オーロラツアーの基本情報
オーロラツアーの予約
各社様々なオーロラツアーを展開していますが、今回はアクティビティ予約サイトのklookで日本で事前にオーロラツアーを予約しました。
今回のツアーは、オーロラ鑑賞は勿論、トナカイソーセージのBBQ・マシュマロ・ホットブルーベリージュース・クッキーなどの軽食や、防寒着のレンタル、プロカメラマンの写真がセットになっているプランでした。
ほかにも、写真撮影抜きのツアーなどいろいろあるので、ご自身のニーズにあったツアーを探してみてください。
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写真撮影もセットになったプランを選びましたが、結論とっても良かったと思います!夜間の撮影なのでかなりテクニックが必要ですし、何よりも夫婦で訪れたので素敵なツーショットをとってもらい良い思い出になりました。
オーロラツアーの行程
klookの行程では20:00~23:30となっていましたが、今回は曇りでなかなかオーロラが見えなかったこともあり粘りに粘って最終的には日付をまたいでロヴァニエミ市内に帰ってくることになりました。
ツアー会社自体は市内中心部にあるので、ホテルから徒歩圏内であれば問題ないかと思います。
時間 | 観光スポット |
---|---|
19:50 | ロヴァニエミ市内のツアー会社に集合 |
20:15 | バスに乗り込んで移動 |
21:15 | 鑑賞スポット① |
22:20 | 鑑賞スポット② テントでBBQ |
23:30 | 市内へ移動 |
24:15 | ツアー会社で解散 |

klookのツアーは、オーロラ鑑賞のチャンスを高めるために、オーロラハンターが気象条件を読んで50カ所の異なる場所から2~3カ所訪れる場所を決めているようです!
なお、ツアー中はトイレがないので注意してください!あまり水分を取りすぎないことをおすすめします。
オーロラの料金
今回のオーロラツアーの料金は一人2万円弱と結構高額です。しかも、見えなかったとしても返金されるわけではないので注意が必要です!写真撮影なしのツアーであれば、もう少々安価になります。
オーロラ写真撮影ツアー(ロヴァニエミ発)
18,387円 ※2025年3月時点
ただし、時期にもよりますが前日や当日でもツアー予約はできるので、見れなかったら翌日のツアーを予約したり、前日の予報をみて翌日の予約を行ってもよいかもしれません。
しかし、実は1日目の今回のツアーがそこまでくっきりとオーロラを見えたわけではなかったので、翌日のツアーを予約しようとしたところ、予約枠がいっぱいになってしまいました・・・。そのため、翌日は別のツアー会社をなんとか予約できたのですが、予約取れない可能性があるのでそのへんは注意が必要です。

オーロラ予報で確率が高いタイミングや、繁忙期は予約が取りづらいかもしれません!せっかくの機会なので、後悔しないように連続で予約を取ることをおすすめします。
オーロラツアー当日の流れと見どころ
ここからはオーロラツアーについて実際の写真とともに様子をお伝えします!
集合
まずはロヴァニエミ市内のツアー会社のオフィスに集合です。

ここではオーバーオールやスノーブーツなどの防寒着をレンタルできるのですが、結論レンタルしませんでした。レンタルは追加料金不要なので、着替えてもよかったのですが3月3日の-3℃の気温の状態では日本から持ってきた防寒着で十分対応可能でした。実際に着替えているのは20組中2組程度の割合でした。
ただし相応の準備が必要です!具体的には…
- ユニクロヒートテックインナー
- ユニクロ極暖ヒートテックインナー(ヒートテックの上から着用、そのうえに普通の服を着る)
- ダウンジャケット
- ユニクロヒートテックタイツ
- ユニクロ極暖ヒートテックタイツ(ヒートテックの上から着用)
- 背中とお腹に貼るカイロ
- 手で持つよう用に貼らないカイロ
- 滑らないようにスノーブーツ
- 厚手の靴下
- 足先用のカイロ
- 手袋
- 帽子
二重にヒートテックを着こんだり、カイロを貼ったり持ったり、スノーブーツでいったりと、なんだかんだで日本のいつもの装備の強化版で当日は乗り切ることができました。
カイロは手がかじかんでしまうので貼らないタイプを2つポケットに忍ばせて、張るタイプは太い血管が集中している腰や腹部に貼って過ごしました。
また、地味に良かったのが足先用のカイロ。スノーブーツも比較的暖かいのですが、やはり末端は冷えがちなので足先のカイロに助けられました。
スノーブーツは私はワークマンで買ったものを使っていたのですが、それが売り切れてしまったので妻はABCマートで購入していました。滑りにくくてよかったです。
鑑賞スポット①
まずはじめに訪れたのは、森の中の雪原です。だだっ広い空間が広がっており、空も開けているのでオーロラ鑑賞にぴったりなスポットでした。
が、しかし、曇りで全く見えない!三々五々で皆さん思い思いに写真撮影したり雪に触れたりしますが、オーロラは全く見えませんでした。ですが、北斗七星などの星はうっすらとみることができたので、星空観賞としては良いかもしれません。
しばらくしてもオーロラが見えないので次なるスポットへ移動しました。
BBQ

次のスポットでは、いったんテントでラップランド式?バーベキューを楽しむことになりました。テント内では焚火があり、トナカイのソーセージの串刺しを自分で炙り、それを係の人に持っていきマスタードなどをつけてもらいいただきました。

トナカイのソーセージは意外と柔らかくてクセは少なかったです。1本でも結構満足感があるのですが、わりと量を用意しているようで2回目、3回目のおかわりも可能でした。ただ、個人的には通常のソーセージの方が美味しいかなと思います笑

ブルーベリージュースで体を温めつつ、マシュマロを焼いたりくっきーを食べたり、焚火で手を温めたりしつつ、思い思いに時間を過ごしました。野外のテントなので結構寒かったです。
鑑賞スポット②
BBQがひと段落すると、テント周囲で夜空を眺めたり、写真撮影タイムに入ります。ここでもオーロラは見えないのか…と思っていると、
「Northern lights!!!」
という叫び声が聞こえました。

そちらの方角を見ると、う~~~ん、確かに白く薄い線が空に見えました。これがオーロラ?なのでしょうか?もっと緑な感じだと思ってたのですが…ちょっと期待外れです。
そしてそのあとは写真撮影タイムで、グループや個人で同行のカメラマンのもとで星空をバックに写真撮影です。あまりオーロラは見えませんでしたが、綺麗な星空と写真を撮ってくれるならそれもまた思い出かなと割り切りました。
オーロラ写真は翌日メールでくる
帰りのバスの中で、写真データの送付先のアドレスを記載するように指示がありました。翌日にメールで写真をおくってくれるようです。
翌日になって、あまり期待せずに写真をみてみると…!!!

なんと緑のオーロラが!!合成か?と思わず疑ってしまったのですが、どうやらうっすらと見えた白い線は見紛うことなく本物のオーロラだったようです。薄っすらとしていますが、緑色で幻想的ですね。実際はもっと暗かったのですが、撮影の際にスマホのライトを一瞬浴びせるなど、テクニックを駆使しているのでいい感じの写真になっているみたいです。
実際にもっとはっきりとオーロラを見ることができるというカナダのイエローナイフを訪れた知人に聞いたのですが、イエローナイフでも肉眼では白っぽい感じでオーロラを見ることができたとのことでした。そのあと調べてみたのですが、どうやらオーロラの光のレベルが低いと肉眼では白っぽく見えるようで大半がこの白っぽいオーロラしか観測できず、強くなると肉眼でも緑に見えることがあるようです。
あれがオーロラならもっとちゃんと見ておけばよかった!と思い、しかも翌日は晴れでオーロラの予報指数も5だったので、リベンジすることにしました!そちらは別のツアー会社で予約したので、また別の記事でご紹介しますね。
【まとめ】曇りでも見えた!ロヴァニエミでオーロラツアー
北極圏をまたがる箇所に位置する北欧のロヴァニエミは、絶好のオーロラ鑑賞エリアです!今回は残念ながら天気は曇りでオーロラ予報も芳しくなかったのですが、肉眼でもうっすらと写真では緑でしっかりとオーロラを見ることができました!また、ツアーの内容自体もフィンランド名物のトナカイを食べれたり、オーロラ鑑賞スポットを探して粘ってくれたりと満足のいく内容だったので、この内容のままさらに天気がよければより充実したツアーになっていたのではないかと思います。
せっかくフィンランドに来たからにはぜひオーロラツアーに参加してみてくださいね。My Aurora Forecast & Alertsならオーロラの見える確率を指数的に表してくれるので、そちらも参考にしつつklookなどのツアー予約サイトでオーロラツアーを予約するのがおすすめです。
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