コペンハーゲン観光はシティパス（City Pass Small）がおすすめ！空港⇔市内の行き方＆チケット購入方法【デンマーク旅行】

2025年3月、北欧旅行の1泊目はデンマークのコペンハーゲンでスタート！コペンハーゲン中心部は空港から15分程度でアクセスできるほど近く、街自体もコンパクトなので、City Pass Smallと呼ばれる24時間乗車券の活用がおすすめです。

今回は空港直結ホテルに宿泊したので、空港駅でのシティパスの買い方や、シティパスの料金体系、利用可能エリア、乗車可能な乗り物など、詳しくご紹介します！

シティパスの基本情報

シティパスとは？

コペンハーゲンのシティパス（City Pass）は、コペンハーゲン市内および周辺地域の公共交通機関を利用する旅行者にとって便利でお得な乗り放題チケットです。

利用できる主な公共交通機関としては…

• バス
• 電車（デンマーク国鉄DSB）
• メトロ
• 水上バス

などが挙げられ、特に地下鉄網が充実しているコペンハーゲンでは、メトロの利用頻度が高いかと思います。実際私は24時間券を購入したのですが、メトロしか利用しませんでした。

シティパスの種類と適用エリア

このシティパスには利用可能なエリアに応じて2種類のチケットがあります。

シティパス・スモールでも空港と市内中心部の移動をカバーでき、かつ主要な観光名所を網羅できるので、基本的にはシティパス・スモールを選べば問題ありません！

公式サイト（https://dinoffentligetransport.dk/en/find-tickets/day-tickets/city-pass）より引用

シティパスの有効期間・料金体系

シティパスの有効期間は以下から選択できるので、滞在日数にあわせて調整できます！滞在日数が長いほど料金はお得になりますね。

有効期間	City Pass Small	City Pass Large
24時間	DKK 100	DKK 200
48時間	DKK 160	DKK 320
72時間	DKK 220	DKK 440
96時間	DKK 280	DKK 560
120時間	DKK 340	DKK 680

上記は2025年3月時点の料金表ですが、24時間券DKK100≒2,200円相当です。北欧の物価高を感じますが、1回券がDKK 30なので、1日に4回以上乗車するのであれば24時間券を買ったほうがお得になります！

（参考）シティパス以外にも！コペンハーゲンカードがお得なシーンも！

シティパス以外にもお得なパスとしてコペンハーゲンカードもあります。券売機では購入できないので間違って購入してしまうことはないかもしれませんが、シティパスよりもお値段が高いのでご注意ください。

しかしその分、コペンハーゲンカードは、シティパスの乗車券に加えて、コペンハーゲン市内の80以上の観光スポットと美術館への入場料や利用料が無料もしくは割引になるお得なチケットです。北欧は物価高で入場料もばかにならないので、こうしたお得なチケットをうまく利用して行きたいですね。がっつりとコペンハーゲン観光を楽しまれる方はそちらもご検討ください。

シティパスの購入方法

シティパスはどこで買えるの？

シティパスは以下の方法で購入できますが、今回は空港直結の駅の券売機で購入しました。

• 駅や空港の券売機
• オンライン購入
• スマートフォン向けのDOT（デンマーク交通局）の公式アプリ

券売機は駅の入り口あたりに設置されていることが多く、銀色の箱型をしています。

シティパスの購入手順（画面の写真付）

シティパスの購入手順を実際の購入画面の写真と併せてご説明しますね。現地の写真なので反射で見えにくいのはご容赦ください。

①スタート

なにはともあれ、まずはStartを押します。

②Englishに切り替え

デフォルトがデンマーク語なので、右下のEnglshボタンで英語表記に切り替えます。

③Day ticketsを選択

右上のDay ticketsを選びます。

④City Pass Smallを選択

左側のCity Pass Smallを選びます。

⑤Adult（16+）を選択

大人の場合はAdultを選びます。（買い方が悪かったのか、一人ずつしか購入できなさそうな雰囲気でした）

ちなみに、11歳以下の子供は、大人1人につき2人まで無料で同伴可能です。子供用チケットは15歳までが対象で、大人料金の約半額となります。

⑥有効期間を選択

有効期間を選びます。今回は丸一日しか滞在しないので、24hours/1dayを選びました。

⑦Pay and printで支払い

支払を選択し、クレジットカードを横の機械に挿入し決済処理します。クレジットカード支払いできるのはうれしいですね。この旅行ではデンマーククローネは一切両替せず、すべてクレジットカードで乗り切れました。

⑧領収書の有無を選択

必要に応じてレシートをYesで印字します。これで完了です。

シティパススモールの券には、有効時間（購入した時点～24時間）が印字されています。購入したタイミングが開始時間なので、事前に買うのではなく当日に購入しましょう。

シティパスの使い方

そして、シティパスを実際に使ってメトロに乗車するわけですが、実はメトロの場合は改札がありません！厳密には下記のようなタッチできるチケットリーダーがあるのですが、シティパスは券面に日付と時間が印字されているのでチケットリーダーに読み込ませる必要はありません。

なお、検札が行われる場合があるため、チケットは常に携帯するようにしましょう。この旅行中一度も検札はされなかったのですが、駅で他の乗客がチェックを受けている場面は見かけました。

ちなみに、バスの場合は、前方ドアから乗車し、運転手にチケットを提示し、後方ドアから降車します。東京都の23区内の都営バスみたいな感じです。

コペンハーゲン空港のメトロ券売機への行き方

コペンハーゲン空港についたら、そのまま市内に向かわれる方も多いかと思います。到着ロビーに出て、まずは左手方向にバス・電車・メトロの矢印表示があるので、それに従って進んでいきます。

エレベーターがあるのでそれを上るとガラス張りの広い空間があるので、別の建物のほうへそのまま矢印通りに向かいます。

すると進行方向に赤いMマークが見えるのでそこがメトロの駅になります。

ガラスのドアの手前に券売機があるので、そこでチケットを購入すればOKです。

コペンハーゲン空港からメトロで市内（人魚姫）へ

今回はまずシティパスを活用して、市内中心部からやや外れた人魚姫の像を見に行きました。具体的な経路は下記の通りで、M2線で市内中心部まで13分、そしてM3線に乗り換えて3分、そこからは徒歩15分といった距離感でした。

乗り換えもそんなに手間取ることなく、やはり空港から10分～15分程度で市内中心部に出れるのは非常に良いですね。空港直結ホテルに宿泊していても、市内観光が全く苦になりませんでした。

メトロの駅構内・車内の様子

電車や駅の様子もお伝えしたいと思います。まず北欧に来て思ったのは、治安の良さです。空港駅だからかな？とも思ったのですが市内中心部でも、ホームレスや移民の数も少なく、ましてやドラッグやアルコールを道端で嗜んでいるような人も見かけませんでした。

メトロは改札がないので不正乗車が多いのかな？駅の中も治安悪いのかな？と思っていましたが、そんなことはまるでありませんでした。空港駅は観光客も多いので特にマナーが良かった印象で、大きな荷物を動かすためのカート置き場も設置されており、しっかりと整然と返却されていました。

また、車内は座席の数は多くありませんでした。他の路線も同じような形式だったので、空港でスーツケースが多いからというわけではなさそうです。

【まとめ】コペンハーゲン観光はシティパススモールがおススメ！

コペンハーゲン空港からコペンハーゲン市内への移動や観光に便利なシティパススモールについてご紹介しました。コペンハーゲンはコンパクトにまとまっている都市なので、シティパススモールを有効活用して観光を楽しみましょう！4回以上乗車すれば、1回券を買うよりもお得ですよ！コペンハーゲン観光の移動手段の検討にお役立ていただければ幸いです！