リスボン観光をするなら「Lisboa Card(リスボアカード)」は外せません。主要な観光スポットの入場料や公共交通機関のチケット代金が含まれているため、うまく使えばかなりお得に旅行を楽しめます。
この記事ではリスボアカードの買い方、行けるところ(利用できる施設)、おすすめの使い方をまとめます。

今回は滞在期間が長いので72時間カードを購入しました!
この記事のポイント!
- リスボアカードの基本情報
- リスボアカードの買い方
- リスボアカードを使える施設
リスボアカードとは?
リスボアカードの基本情報

リスボアカードは、リスボン市内と近郊観光に便利な観光パスです。
- 主要な観光施設の入場無料・割引
- 地下鉄・バス・トラムなど公共交通機関が乗り放題
- 有効期限は「24時間」「48時間」「72時間」の3種類
特にジェローニモス修道院やベレンの塔などの人気スポットに無料で入れるのが大きな魅力。観光名所をしっかり巡る人には必須アイテムです。

滞在期間が短かったり観光名所に行く時間が少ない場合は、割高なのでご注意ください!
リスボアカードの買い方
オンラインで事前購入
klookなどの大手旅行サイトであれば、出発前に事前購入できます。空港で引換も可能です。
- メリット:日本語対応サイトから予約できる、現地で並ばずに受け取りができる
- 支払い:クレジットカード
現地で購入

リスボン空港、ロシオ広場の観光案内所など主要観光案内所(ASK ME LISBOA)で販売しています。
- メリット:旅行日程を見てから購入できる
- デメリット:並ぶことがある、営業時間に制約がある

コメルシオ広場で購入したのですが、そこまでの交通費が余計にかかってしまうので、事前購入しておけばよかったなと思いました!
価格
結構お高めな値段になっています。時間が長いほうがお得になっているので、滞在期間が長い&移動が多い&たくさん観光する方は72時間券がおすすめです。
- 24時間:€31
- 48時間:€51
- 72時間:€62
※料金は変動する可能性あり。最新情報は公式サイトを確認してください。
リスボアカードの利用方法
リスボアカードで無料入場できる主な観光スポット

代表的なものをピックアップしました。
エリア | スポット | 通常料金 | リスボアカード |
---|---|---|---|
ベレン地区 | ジェロニモス修道院 | €18 | 無料 |
ベレン地区 | ベレンの塔 | €15 | 無料 |
ベレン地区 | 発見のモニュメント | €10 | 無料 |
市内中心部 | サンタ・ジュスタのリフト | €6 | 無料 |
市内中心部 | 国立アズレージョ美術館 | €10 | 無料 |
アルファマ | サン・ジョルジェ城 | €15 | 無料 |
観光スポットが無料になる場合が多いのですが、一部スポットでは割引にとどまる場合もあるようです。上記は無料になるスポットでした。
リスボアカードで使える交通機関

- 地下鉄
- 市バス
- トラム(28番も含む)
- フニクラ(ケーブルカー)
- リスボン〜カスカイス線、シントラ線の近郊列車
つまり「市内観光+シントラやカスカイス」まで行けちゃうので、市内観光だけでなく近郊の観光までカバーできます。交通費の節約効果も大きいですね!
リスボアカードを使ってシントラまでショートトリップしてきたので、その様子は下記のブログでご参照ください。
どれくらいお得になる?(モデルプラン例)
例えば市内1日観光プランを考えてみましょう。
- ジェロニモス修道院(€18)
- 発見のモニュメント(€10)
- サンタ・ジュスタのリフト(€6)
- 交通費(地下鉄・バス・トラム往復€6程度)
合計約€40ユーロくらいなので、24時間券€31なので€9お得!
2日以上滞在して観光スポットを複数巡るなら、さらにお得になります。

観光スポットの入場料金が地味に高いので、ちりつもでコストが上がりますよねえ…
リスボアカードを使うべき人
- 美術館や歴史的建造物をしっかり巡る予定の人
- トラムや地下鉄を何度も利用する人
- シントラやカスカイスなど近郊へも行く予定がある人
逆に街歩きメインで観光施設には入らない場合は元を取りにくいので注意です。
【まとめ】リスボアカードを使ってお得に観光!
リスボアカードは、観光施設+公共交通の両方をカバーする万能パス。旅行日程がタイトでも元を取れるケースが多いので、リスボン観光の強い味方になります。
リスボン観光を計画する際は、ぜひリスボアカードを活用してみてください。
Klook.com