ヨーロッパ行きの航空券は直行便では20万円前後となかなかの高額となっています。そんななかまことしやかに「韓国のソウルにある仁川国際空港を経由すると、半額近い値段でヨーロッパに行ける」という都市伝説を耳にしました。
そこで実際に北欧旅行に向かう際に、日本⇔韓国の往復航空券と韓国⇔北欧の航空券を別々でとってみたところかなりお安くなりました!日本⇔韓国の往復でアシアナ航空を利用してみました。アシアナ航空は大韓航空との経営統合が予定されていて何かと話題になりがちですが、はたしてどんな感じだったのかその様子をご紹介したいと思います。

日本と韓国のフライト時間は2時間30分前後なので、かなり近いですね!これならたとえ対応悪かったとしても我慢できます…!
日本⇔韓国のフライト情報
今回は出発・到着の時間の都合上、行きは羽田発、帰りは成田着となるアシアナ航空を利用しました。01:30発の深夜便なので、仕事帰りでも十分間に合うのがメリットですね!
- 01:30羽田HND
↓アシアナ航空OZ177
- 04:10仁川ICN
- 15:35仁川ICN
↓アシアナ航空OZ106
- 17:55成田NRT
日本⇔韓国の航空券は、LCCを活用したりもっと早めに予約したり、あるいはキャンセル不可の航空券にすることで、2~3万円でも購入できます。
ですが、今回は韓国についてから別の航空会社の飛行機でヨーロッパに向かうため、時間に余裕があること、そして事故などの発生率が低い航空会社を使うことを優先して、アシアナ航空の便を選択しました。

ちょうど韓国で航空機事故のニュースがあったばかりだったこともあり、念のためLCCは避けました。実際、行きの日も天気が芳しくなくLCCで機材手配間に合わず欠航している便もあったので、結果的にこちらの便にしておいてよかったです。
往路の様子:羽田▶仁川

アシアナ航空の便は深夜便にも関わらず大盛況でした。我々の乗るこちらの便はまったく問題なく飛んだのですが、近い時間のピーチの仁川行の便は天候不順で機材手配が間に合わずなんと5時間遅れの出発になっていて大変そうでした。

機体は若干古いもののモニターは付いているので飛行中は映画やドラマなど見ることができました。まあ、深夜便なのでほとんど寝てましたがw

深夜便かつ2時間40分の短いフライトでしたが、機内食もでました!機内食はかつ丼で結構おいしかったです。謎にコチュジャンがついていましたが、韓国の方はかつ丼も辛くして食べるんですかね?
入国の様子(厳密には「トランジット」ではない)

あっという間のフライトですぐに韓国についてしまいました。今回はArrivalに向かうので注意してください!なぜなら、日本⇔韓国の航空券と、韓国⇔北欧の航空券を別々の航空会社でしかも別々のタイミングで予約しているので、北欧まで接続していないからです。預け入れの荷物も北欧まで運ばれず一度韓国で受け取る必要があります。

なので今回はトランジットで進まずに、一度韓国に入国して荷物を受け取ってから、再度出国手続きと航空券の発券と荷物の預け入れを行う必要があるのです。

仮に、日本⇔韓国⇔北欧、の一連の航空券を購入していた場合はトランジットで大丈夫だと思います(念のため確認してください)。ですが、その場合は航空券の値段はそんなに安くならないんじゃないかなぁ…と思います。

入国すると朝の5:00とかなのですが、実は今回の旅行はこのあと13:30仁川発のルフトハンザ航空でドイツを経由して北欧に向かう旅路でした。そうなると、午前中のかなりの時間を無為に過ごす必要がありまして…。
仁川空港にはそういった方に向けて宿泊できるホテルや仮眠施設があったりするのですが、ちょうど満室だったり営業時間と合わなかったりで今回は利用できませんでした。仕方なく、上記の写真のようなベンチをつなげて、そこで横になって仮眠をとることにしました。

防犯対策などはくれぐれもご注意ください!
とはいえ、周りにも同じように寝ている旅行客も多く、レストランフロア?だったので午前中はほとんど営業しておらず静かだったので、結構ぐっすりと眠ることができました。
12:00前くらいにはもうチェックインもできたので、再度出国審査を済ませて、いざ北欧に向かいました!北欧に向かう様子はまた別の記事でご紹介しますね。
復路の様子:仁川▶成田

だいぶ時間軸が進みまして、北欧旅行を楽しんだ後、韓国で1泊しました。その後、仁川から成田へ向かって日本に帰ります!フライトは時間通り問題なく進みました。

帰りの機体の方が新しかったような気がします。気のせいかもしれません。

帰りも例によって機内食が出ましたが、今回は焼きそば?的な麺類で美味しかったです。例によって、謎のコチュジャンがありましたwww
アシアナ航空って今後どうなるの?
というわけでアシアナ航空で韓国へ往復してきたわけですが、結論可もなく不可もなくという感じかなと。悪くはなかったですが、とりたてて良かったかというと普通でした。韓国系の航空会社だと、大韓航空で食べたビビンバの機内食がとても美味しかったのでそっちのイメージの方が強すぎて笑
ちなみに、アシアナ航空は今後、大韓航空との経営統合が予定されています!韓国航空業界にとってまさに歴史的な転換点となります。両社の合併により、国際競争力の強化や路線の効率化が期待されているとのこと。
アシアナ航空の利用者にとってはブランド消滅の寂しさもあるかもしれませんね。しかし、燃油高騰やコロナ禍による打撃からの回復を目指す中で、スケールメリットを活かした経営統合は避けられない選択だったとも言えます。今後の運航スケジュールやマイレージ制度の統合状況に注目が集まります。
まとめ★北欧旅行には仁川経由もおすすめ!
このブログの本題?かというと若干疑問ではあるものの、仁川を経由してヨーロッパに向かうのはとてもお安いのでおすすめです。アシアナ航空でなくとも、韓国行きの安い航空券はたくさんあるので、それとヨーロッパ行きの航空券を組み合わせて、お安くヨーロッパ旅行してみてはいかがでしょうか?
ただし、不測の事態に備えて相応の時間の余裕を設けておくことをおすすめします!北欧のフライトの情報などはまた別の記事でもご紹介したいと思います!