大阪・関西万博で、中央アジアの北朝鮮の異名で知られる「トルクメニスタン館」が話題になっています。いわゆる独裁国家に分類されるようで入国にあたっては、トルクメニスタンからの招待状がないと入国が許可されないとか?
こうしたなかなか訪れることができない国のことも知れるのが万博の魅力!この記事では実際に体験して感じた内容をベースに、混雑状況や滞在時間の目安、トルクメニスタン館は当日予約・事前予約ができるのか?など、これから訪れる方の参考になりそうな情報をまとめてみたいと思います。

パビリオン巡りをしているなかで、ガンダムを見るまで個人的には暫定1位のパビリオンでした!
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トルクメニスタン館とは?どこにある?
パビリオンの場所は、大屋根リングの内側のエンパワーリングゾーン。周辺には北欧館やバーレーン館などが隣接しています。
そして気になる予約可否ですが、予約不要・先着順のパビリオンに位置付けられており、当日予約・事前予約ともに不可となります!
項目 | 内容 |
---|---|
パビリオン | トルクメニスタン館 |
テーマ | より良い明日を作り出す(Inspiring a Better Tomorrow) |
出展ゾーン | Empowering Lives(エンパワーリングゾーン) |
パビリオン番号 | P35 |
予約 | 予約不要・先着順 |
トルクメニスタン館の待ち時間・所要時間は?

トルクメニスタン館の待ち時間は6月平日の昼過ぎで30分待ちでした。建物の前に何列にもわたって列が曲がって待機しており、日陰もないので夏場や雨の日は結構大変だと思います。1階のシアターでの映像見学からスタートするので、そこに入れる人数で区切りながら誘導していました。
所要時間は20分程度です。レストランフロアも見学したり食事したりする場合はもう少々時間を要するのではないかと思います。
トルクメニスタン館の展示内容は?
それでは具体的な展示内容についてみていきましょう!トルクメニスタン館は3階建て構造で、各フロアごとに異なるテーマの展示が展開されています。
1階:プロジェクション映像

入口からすぐに広がるのは、曲面型のスクリーンを用いた巨大映像展示。トルクメニスタンの自然、文化、都市開発、観光地などをバーチャルで一気に巡ることができます。

独裁国家ならではの一族の栄華や国の威信を伝える映像で、かなり印象的で力強さを感じて良かったです。むしろアメリカ館よりもアメリカらしい?力強さを感じました。
2階:産業とイノベーションの展示

2階では、トルクメニスタンの経済発展や技術革新に焦点を当てた展示が中心。以下のような分野が紹介されています:
- 天然ガスや石油などのエネルギー資源
- 医療・健康分野
- 教育・科学技術の国家的取り組み
実際のものやパッケージ、商品を使った展示が多かったのでわかりやすい展示でした。鉱物の展示もあったので、アメリカ館で見た月の石よりもこっちのほうがたくさんあって楽しめました。月の石は本当に一瞬でちっちゃかったので…。
3階:レストランフロア
3階はレストランフロアとなっており、お昼時をずらした15:00にも関わらず結構列が並んでいたので、中を見ずして退散しました。
お土産コーナー

展示を見終えたら1階に戻って、お土産コーナーで買い物をすることができます。トルクメニスタンの伝統工芸品やマグネットなどザ・お土産品という感じでした。

また、入り口には大統領の写真が飾られており、一緒に記念撮影をしている観覧者が多数いました。
【まとめ】中央アジアの文化と未来が交差する異空間へ
トルクメニスタン館は、万博という場くらいでしか触れ合うことができない珍しい国のパビリオンです。トルクメニスタンという国の独創性や、視覚的な展示構成など思いのほか見ごたえがあるパビリオンなので、ぜひ空いている時間帯を狙って訪れてみてはいかがでしょうか。
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