イギリスの小説といえば、アーサー・コナン・ドイルのシャーロック・ホームズが有名です。もはや実在の人物なのではないかと錯覚するぐらい、ロンドンに根差した名探偵です。小説上の人物にもかかわらず、博物館やベイカーストリート駅、銅像など見どころがたくさん!今回はシャーロック・ホームズ博物館に実際に訪れてみたので、行き方や予約方法、見どころをご紹介します!
さらに・・・BBCのドラマ『SHERROCK』でベイカーストリート221Bとして登場した場所の聖地もご紹介します!
- シャーロック・ホームズ博物館へのアクセス・チケットの買い方・見どころが分かる!
- SHERLOCKのロケ地や関連の見どころ情報も!
シャーロック・ホームズ博物館の基本情報
シャーロック・ホームズとは?
鹿うち帽にパイプを加えた、世界的に有名な名探偵シャーロック・ホームズ。言わずと知れたアーサー・コナン・ドイルによって創作された小説の主人公です。
単なる一小説の登場人物の枠に留まらず、世界中の愛好家(←シャーロキアンと呼びます)に支持されるシャーロック・ホームズは、まるで実在の人物が如くロンドンの観光名所に爪痕が残されているんです。
この記事では、実際にシャーロック・ホームズに関連するロンドンの聖地を訪れたときの様子をご紹介します!
シャーロック・ホームズ博物館の基本情報
シャーロック・ホームズが暮らしたと言われるベイカーストリート221Bを再現したのがこちらのシャーロック・ホームズ博物館です。
1階はミュージアムグッズを取り扱うショップ、2階〜5階はホームズたちが暮らした部屋を再現したり、蝋人形によって解決した数々の難事件の様子も再現されています。
施設名 | The Sherlock Holmes Museum |
住所 | 221b Baker St, London NW1 6XE イギリス |
電話番号 | +442072243688 |
公式サイト | https://www.sherlock-holmes.co.uk/ |
開園時間 | 09:30~18:00 |
シャーロック・ホームズ博物館のアクセス
しかも!シャーロック・ホームズ博物館は、本物のベイカーストリート駅からすぐ近くに位置します!
駅構内から外に出ると案内板などもあるため、Sherrock Holmes Museumを目印に探してみてください。Google Mapの通り、かなり近くにあることが分かります。
シャーロック・ホームズ博物館のチケットの買い方
シャーロック・ホームズ博物館のチケットは公式サイトから購入可能です!当日券を購入することも可能ですが、待ち時間を短縮するためにも事前購入をおすすめします。
- STEP1公式サイトにアクセスしBool nowをクリック
- STEP2チケットを選択
対象者にあわせてチケットの種類の枚数を選択します。
- STEP3日付を選択し、時間帯を選びBookをクリック
日付を選択すると、15分刻みで時間帯が表示されるので希望の時間帯を選択します。
- STEP4個人情報や決済情報を入力
カートに進みCheckoutをクリックして、個人情報や決済情報を入力します。
シャーロック・ホームズ博物館の見どころ
シャーロック・ホームズ『博物館』といっても、大きな美術館のような感じではなく、本当に街中のアパートを改築したようなこじんまりとした空間になっています。実際博物館自体は、5階建の小さなおうちのような感じです。
入ってすぐのところには、トレードマークの鹿うち帽、ではなく案内してくれるスタッフの被るシルクハットがかけられています。
古い建物であることがよくわかる狭く急な階段を上って、2階の博物館フロアへと向かいます。
階段を上がった先には、ホームズとワトソンが依頼を受ける仕事部屋兼リビングルームが視界に広がります。ものが多くごちゃごちゃしている感じはありますが、お洒落な内観とマッチしており本当に2人が生活しているんじゃないかと錯覚してしまいそうです!
こちらはお隣の部屋から見た写真です。大きな窓が2つあり、ホームズはそこから外の依頼人の様子を観察していたりしたのでしょうか。
更に上の階にすすむと、ホームズやワトソンたちが関わった事件にまつわるシーン・人物が人形になって再現されています。表情が妙にリアルです。
ちなみに最上階にはトイレもありました。といっても観光客が利用できるものではなく、あくまでも221Bの再現として置いてあるだけのようでした。間違って使用しないようにご注意ください!
見学を終えたら1階のギフトショップでホームズグッズを見てみてください♪
シャーロック・ホームズおすすめスポット
ベイカーストリート駅
ベイカーストリート駅(Baker Street Station)は1863年に世界初の地下鉄の最初の区間の駅の一つとして開業した歴史ある駅なんです!その歴史もさることながら、やはりシャーロック・ホームズの下宿する221Bの最寄り駅として有名であり、駅構内にはホームズのシルエットもあります。
なかでもベイカールー線(Bakerloo Line)のホームでは、巨大なシャーロック・ホームズのシルエットが描かれており、近づいてみるとひとつひとつが小さいシルエットで構成されていることが見て取れます。
タイルの細かい模様までホームズのシルエットで構成されているなんて、凄まじいこだわりようです。
また、ジュビリー線(Jubilee Line)のホームでは、シャーロック・ホームズの名シーンの数々が描かれていることでも有名です。『四つの署名(The Sign of Four)』の一場面です。
シャーロック・ホームズ銅像
また、駅郊外にもシャーロック・ホームズの銅像があり、そちらも写真スポットとして有名です。こんなにもたくさんのホームズに関するスポットがあるのに、実在の人物でないなんて信じ難いですよね。
SHERLOCKの聖地!SPEEDYS
また、シャーロック・ホームズはこれまで様々なドラマや映画で取り扱われてきましたが、なかでも現代版シャーロック・ホームズの異名を誇るBBCのドラマ『SHERLOCK』はご存じの方も多いのではないでしょうか?
ベネディクト・カンバーバッチ演じるシャーロック・ホームズとマーティン・フリーマン演じるジョン・ワトソンが現代のロンドンを舞台に、数々の難事件(こちらも原作をオマージュ)に現代科学を駆使して挑むドラマは、90分の長尺にも関わらずイギリスだけでなく世界中のファンが熱狂しました。
実はその撮影に使われたベイカーストリート221Bは別の場所にあり、今回はそちらも訪れてみました。ドラマ内でも出てきたSPEEDY’Sというサンドイッチ屋さんが1階にあり、2階が221Bの設定でドラマでも使われていました。ただし、周囲の建物や部屋の中などはCGやセットを使っています。
まさにSHERLOCKの世界観そのものの外観です!
そして気になる部屋のプレートですが…『187』!?こちらの住所は221Bでもなければ、なんならベイカーストリートでもありませんので、当たり前ではあるのですがなんだか不思議な感じですよね。
ちなみにSPEEDY’Sは現役のサンドイッチバーなのですが、この日は運悪く定休日でシャッターが下りていました。かなり落書きがされており、治安悪そうな雰囲気が漂っています。
やはり、ドラマで見るだけの方が良かったかもしれません笑。とはいえ、シャッターより上の部分だけ見ればかなり雰囲気を堪能できるので、今回はそれで良しとします。
まとめ★シャーロック・ホームズの聖地へ!
小説上の人物にもかかわらず、シャーロック・ホームズに関する見どころはたくさんあります!是非ミステリー好きな方やシャーロック・ホームズファンの方、SHERLOCKで興味を持った方も、ロンドンに訪れた際にはベイカーストリートを中心に本場の雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか?