「楽しみにしてたのに万博抽選、全部外れた…」「もう行く意味ないかも…」と感じている方も近頃増えてきているのではないでしょうか。
でもご安心ください、実際に行ってみて、抽選なしでも意外と満喫できることが分かりました!
この記事では、事前抽選に一切当たらなかった筆者が、実際に丸1日楽しみ尽くしたコースをそのままご紹介します。朝イチから夜まで、効率よく回るコツやおすすめの見どころ・グルメも一緒にお届けします!
なお、訪れたのは6月26日(木)という6月の平日なので、その点だけご注意ください。夏休みや土日、会期後半はまた事情が異なってくるかと思います。会期後半にも再訪してみようかと思うので、その際はまたブログを更新しますね。

2ヵ月前抽選はとっくの昔に終了し、7日前抽選は全滅、かろうじて空き枠先着予約で未来の都市?という謎のパビリオンの予約だけとれたものの、正直本当に万博楽しめるのか行く前から微妙な気持ちでした。
モデルスケジュール
07:40 東ゲート

万博は朝が勝負!7時台にはゲートに到着しておくと安心です。西ゲートと東ゲートとで迷いどころですが、夢洲駅直結の東ゲートが無難かと思い、今回は地下鉄で向かいました。7:40に到着しましたが、それでも前方には結構人がいましたね。
09:05 入場

だいたい08:20頃には手荷物検査前まで待機列が移動しはじめ、08:55頃から手荷物検査がスタートし順次入場となりました。前に20人くらいいたので入場できたのは9:05くらいです。
09:20 アメリカ館

ヨルダン館に行こうとしたところ09:30~だったので、急遽アメリカ館に並ぶことに。ちょっと時間のロスが発生してしまいました…。それでも30分くらい並んだらすぐに入ることができました!

中身はアメリカと日本の交流に関する展示に加え、やはりアメリカといえば宇宙開発!ということでNASAのスペースシャトルを模したエレベーター?で月に向かう演出がよかったですね。最後には月の石も見ることができました。
10:30 公式ショップ大丸松坂屋

ヘルスケアパビリオン当日予約が11:30~なので、それまでの時間つぶしで公式ショップを訪れました。夕方~夜にかけては大混雑とのことなので、昼間の人が少ない時間に訪れるのがベターです。
万博限定グッズや限定パッケージの商品、みゃくみゃくのガチャガチャなどここでしか買えない商品が多数あります!ただ取り置きなどはできないので、購入してしまうと持ち歩かないといけないのがちょっと大変です。
11:30 大阪ヘルスケアパビリオンリボーン体験

当日枠でとれたリボーン体験です。映像による測定を通じて、25年後の自分を再現してもらい、それを見ることができるという万博の目玉企画となります。

そのほかにもスポンサーの各企業のブースがあり、そこでの体験を通じて健康に関する技術の進歩を感じることができます。iPS細胞に関するブースや、心筋シートの展示もありそこは見ごたえがありました。

正直な感想を言ってしまうと、こんなもんかという感じでした。ここに来れば未来の健康に関するすごい技術を体感できて、未来は安泰だ!となるのかなと思ってたのですが、まあ現状の延長線上かなあというところです。
つまるところ日々の健康が未来の健康につながるということなのかなと思いました。
13:30 null²(ヌルヌル)※外観

落合陽一さんが監修するシグネチャーパビリオン。ヌルヌルと話題の変形外観は写真スポットにも最適です。こちらは予約が激戦なので最初からあきらめて外観の見学のみとしました。
14:00 ブラジル館

ブラジルのパビリオンは20分くらい並んで入ることができましたが、リオのカーニバルのイメージで来たのですがよくわからない抽象的な感じで若干拍子抜け…。
Xによると先着でポンチョ?のような民族衣装をもらえるとのことですが、この日はすでに配布終了してしまった雰囲気でとくにそういったものはありませんでした。
14:30 トルクメニスタン館

お次は中央アジアの北朝鮮の異名を冠するトルクメニスタンに来ました。トルクメニスタンは招待状を持たないと入国できない国なので、海外旅行で訪れることはほぼ不可能です。なので、こうした万博のタイミングくらいしか訪れることができないので、楽しみにしていました。

30分ほど待って中に入ると、展示はわりとあっさりしているものの、トランプ政権下のアメリカのように自国の強さをアピールするような力強いメッセージ性のある映像を見ることができました。ヘルスケアパビリオンやブラジル館が微妙だったので、トルクメニスタンが暫定1位です。
15:30 未来の都市

空き枠先着予約で一応確保していた未来の都市という西ゲートよりも西にある最果てのパビリオンにやってきました。個々の技術はすばらしいのですが、やはり企業の展示会のような感じが否めず、万博でわざわざ見たいかというと私は別にいいかなという感じでした。
16:40 TECH WORLD

お次は謎の集団、TECH WORLDです。着いたときは予約なしの待機列はないとのことで目の前のベンチで次のプランを考えていたのですが、突如予約なしの待機入場も開放されました!運良くその場に居合わせたので、見学することができました!

こちらはTECH WORLDという謎のアジアの島国の生態系や半導体技術、文化を体感できるパビリオンなのですが、入場したらわかるようにそこは台湾です。とはいえ、台湾は大人の事情で万博に加盟していないので、台湾の民間企業が企業パビリオンとして出展している形となります。
18:00 ルーローハン&宴〜UTAGE〜(外食産業パビリオン)

お昼を食べずに万博を巡り続けてさすがにお腹がすいてきたので、早めの夜ご飯にしました。台湾、じゃなかった、TECH WORLDのパビリオンの出口には入退場自由のお店があるのでそちらでルーローハンを購入。

そして、隣の隣くらいにある外食産業のパビリオンで象印の万博限定のおにぎりを購入。売り切れ続出でメニューにはないタイのミートソースを使ったおにぎりも販売されていたので、そちらを食べてみました。ルーローハンもおにぎりもお腹にたまってよかったです。
19:00 コモンズB

各国の小規模パビリオンを集めたコモンズBをガンダムの前まで簡単に流し見しました。ブースによって各国のやる気度合いの差が激しかったです。
19:20 GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION

ついに、ガンダム方式の生みの親、GUNDAM NEXT FUTURE PAVILIONに訪れました。外観のガンダムの前では写真を撮る人がたくさんいました。仮に抽選に外れてしまっても、外観だけでも身に訪れたいところです。

そして気になる中身ですが、これはかなり見ごたえがありました!ほかのパビリオンは本音を言ってしまうと、企業の展示会の上位互換、ディズニー・USJの劣化版、といった感じでしたが、こちらは一アトラクションとして置いてあっても違和感ない素晴らしいクオリティでした。
ライドタイプではないので、どうしても映像中心にはなってしまうのですが、音響や映像、左・右・前・上のスクリーンで繰り広げられる戦闘シーンはかなり没入型で良かったです。
20:20 大屋根リング

ガンダムを見終えたらぼちぼち帰り支度です。西ゲート側の大屋根リングへのエスカレーターは下り専用になっていそうだったので、東ゲートの方に向かいエスカレーターで大屋根リングの上へ。大屋根リングもメディアでは相当叩かれていましたが、夜空に映えて万博会場を眺めることができるその景色も素晴らしいものだと思いました。
20:35 東ゲート

20:35頃に東ゲートを退場して、その時間でも夢洲駅が混雑し始めていたので迂回ルートで時間を稼ぐことになってしまい、駅に着いたのが20:45でした。ただ電車も手前側は混んでいましたが、奥の方は空いていたので駅に着いたら迷わず奥の方の車両に進むことをお勧めします!
当日枠(ガンダム方式)を狙おう!
ところでたびたび登場するワード”ガンダム方式”とはなんでしょうか?
「ガンダム方式」とは、人気パビリオンの抽選予約制度を指す通称で、元は『GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION』が採用した完全抽選制に由来します。当初は予約枠の開放が朝09:00ばかりでしたが、特定の時間に分割して予約枠を開放するようになり、昼以降に訪れた人にもそのチャンスが広がりました!
その後、他の注目パビリオンでも同様の仕組みが導入され、「ガンダム方式」と呼ばれるようになりました。パビリオンによって、予約枠の開放時間は異なり、また時期によっても運用に変化があるようなので、最新情報を追うことをおすすめします!
まだチケットを購入していないなら!
もしまだチケットを購入していない場合は、時期とパビリオンによっては特定のパビリオンの入場確約チケットの購入も検討してみてはいかがでしょうか?
公式サイトからチケットを購入することは勿論可能ですが、klookでは大人気のガンダムパビリオンの入場確約チケットなど確実に楽しみたい人向けのチケットも多数取り扱いがあるので、ぜひ目的に合わせてご検討ください。
Klook.com私のようにチケットを購入済&事前抽選全滅という方は、「並べば見られるパビリオン」を事前にリストアップしておくのもおすすめです。また、null2のように外観だけでも楽しめるパビリオンも多数あります。大屋根リング上から眺める夜の景色も素敵ですよ!
また、当日枠は並び中や移動中にも操作しておくことで運よくお目当てのパビリオンの予約を確保できるかもしれません!最後まで諦めずに挑戦しましょう!
【まとめ】抽選に外れても当日枠の可能性あり!
「抽選全部外れた…」と落ち込むのはまだ早い!現地では当日解放枠や運次第でのチャンスも多く、プランを工夫すれば大満足の1日が可能です。行く前に気持ちが下がってしまっている方こそ、ぜひこの記事を参考に、前向きに計画してみてくださいね。