台北市内から気軽に行ける自然豊かな観光スポット「猫空」。猫空と書いて、マオコンと読みます。猫がいるわけではありませんが、お茶の名産地として有名であり、山の高台にある知る人ぞ知る観光スポットです。
美しい山あいの景色とロープウェイからの眺め、そして本場の台湾茶が味わえる茶芸館が魅力です。今回は、実際に台北市内から日帰りで猫空へ行った体験をもとに、ロープウェイの行き方や乗り方、滞在の流れ、おすすめスポットまでまとめて紹介します。

ロープウェイの距離がとても長いので、行き帰りの空中散歩を楽しむことができます!
猫空(マオコン)とは?
猫空(マオコン)の基本情報

猫空は台北市文山区にある山の上のエリアで、台湾鉄観音茶の産地としても有名。
台北101や夜市とはまた一味違った観光名所であり、リピーター向けな気がしました。実際に訪れている人たちも、観光客だけでなく地元の方も多く、週末などは人気のリラックススポットになっているみたいです。
猫空エリアの特徴は大きく3つ。
- ロープウェイで山の上へ直行できる
- 茶芸館が多数あり、台湾茶やお茶料理が味わえる
- 台北中心部から1時間以内で行ける手軽さ
台北旅行で自然も楽しみたい!という人にはおすすめの場所です。
台北から猫空への行き方

猫空はMRT+ロープウェイで簡単にアクセスできます。
MRTで「動物園駅」へ
最寄りはMRT文湖線「動物園駅」。改札口を出て左手は動物園方面ですが、ロープウェイ駅は右側なのでご注意ください。
駅の案内板にも「貓空纜車(猫空ロープウェイ)」への表示がしっかり出ているため迷いません。
動物園駅 → ロープウェイ駅まで徒歩2〜3分

駅を出てすぐ右側に進むと「猫空ロープウェイ」の建物が見えてきます。
動物園と隣り合わせの位置にあるのでアクセスしやすいです。
チケット購入・悠遊カードでの乗車

ロープウェイは悠遊カードで直接タッチして乗車可能。私は現金の持ち合わせが少なく、悠遊カードのチャージもぎりぎりだったので、klookでクレジットカード決済でその場で購入しました。

- 料金: 1日券NT$300
- 所要時間:約20〜30分

追加料金がかかりますが、床が透明なクリスタルキャビンもあります。赤いゴンドラはよくみると床が透明になっています。クリスタルキャビンは台数が少ないですが、赤いゴンドラが該当のようです。

列が分かれていてそちらの方が混んでいたので、通常のゴンドラに乗車しましたが十分景色を楽しめました。
猫空エリアでできること
実際に乗ってみた!絶景ロープウェイ体験

ロープウェイは森の中をぐんぐん上がっていくので、台北の都会とはまったく違う景色が眼下に広がります。
途中、山の稜線や茶畑が見えたり、谷のようなエリアを眼下に眺めたり、ちょっとした空中散歩のようでとても気持ちがいい時間でした。
揺れも比較的少なく、高所が苦手な方でも比較的安心して乗車できそうです。窓が大きいので写真も撮りやすかったです。
猫空で楽しむ「茶芸館ランチ」

ロープウェイを降りると、山の上は空気がひんやり。猫空エリアでのお目当ては茶芸館でのお茶ランチだったので、
ロープウェイ駅から徒歩数分の人気店「阿義師的大茶壺茶餐廳」へ向かいました。

人数に合わせたコースメニューが用意されており、2人前を注文。
- 茶葉で香ばしく炒めた炒飯
- ほのかにお茶が香る鶏肉料理
- 鉄観音茶を使った鶏ときのこのスープ
- ポットでゆっくり味わえる台湾茶
まさにお茶尽くしのメニューでした。どの料理もお茶の香りが食欲を誘って美味しかったです。

ただ、期待していた炒飯は…うっすい味付けなので、正直微妙でしたね。
窓際の席は緑の山々が一望でき、風が通る静かな空間でランチができたのはよかったです。
【まとめ】台北で自然を感じたいなら!猫空で空中散歩がおすすめ
- 都会の喧騒から離れたい
- 台湾茶を楽しみたい
- 写真映えもほしい
- 気軽に自然を楽しみたい
という方に猫空はおすすめなスポットです。特にロープウェイで楽しむ空中散歩では、台北の山間の景色を堪能できるのでおすすめ。台北旅行のスケジュールに半日〜1日あれば十分楽しめるので、ぜひ一度足を運んでみてください!
Klook.com
