奇岩群や空いっぱいに広がる気球の風景で有名なトルコの観光都市カッパドキア。カッパドキアの中心地であるギョレメには、岩をくりぬいて泊まれるようにしたユニークな”洞窟ホテル”がいくつもあります。リーズナブルな価格帯~高級宿まで様々なホテルがあり迷ってしまいますが、今回はそんななかから実際に宿泊した”Aretemis Cave Suites”の様子をご紹介します!
- 本物の洞窟をくりぬいていること
- 口コミ評価が高いこと
- 空港から宿まで送迎があること
- 価格帯
をポイントにホテルを選びました!
Artemis Cave Suitesの基本情報
今回数ある洞窟ホテルから選んだのは”Aretemis Cave Suites”というホテルです!大人限定のホテルであり、静かで落ち着いた雰囲気なのが選択の決め手になりました。
公式サイトはこちらになります。今回はBooking.com経由で予約しました。
ホテル名 | Artemis Cave Suites |
住所 | Gaferli Mahallesi, Aydın Kırağı Sk. NO: 22, 50180 Göreme/Nevşehir Merkez/Nevşehir, トルコ |
電話番号 | +903842713069 |
チェックイン | 14:00 |
チェックアウト | 12:00 |
大人2名で2泊しましたが、合計4万円弱でした!1日1人換算で1万円で洞窟ホテルに宿泊できると考えると、意外とリーズナブルでした。
ギョレメのホテルはGoogle Mapを見れば明らかなとおり、やらせではないかと疑うレベルで全般的に高評価な口コミが目立っており、逆にホテル選びが難しかったです。今回は下記の4つの観点から絞り込みましたが、結論として最高の滞在でした!
- 本物の洞窟をくりぬいていること(意外と見せかけだけのストーンルームのホテルもあります!)
- 口コミ評価が高いこと(評価インフレしてるので、低いところはほんとにやばいかも?と避けました)
- 空港から宿まで送迎があること(ほとんど送迎をオプションでつけられますがここは安かったです)
- 価格帯(1泊目が深夜着でホテルの滞在時間短いので今回は安さも重視しました!)
Artemis Cave Suitesへのアクセス方法
大前提としてカッパドキアには日本から直行便がでていないので、イスタンブールなど他の都市を経由して向かう必要があります。今回はイスタンブールを経由して、カイセリ空港からシャトルバスを活用してギョレメ中心部にあるホテルまで向かいました。
ギョレメには、カイセリ空港のほか、ネヴシェヒル・カッパドキア空港からも送迎してもらうことができますが、イスタンブールから飛ぶフライトに合わせて、どちらかの空港を選ぶとよいかと思います。
必ず事前に空港シャトルバスは手配しておくことをおすすめします!特に夜に空港に着いた場合、タクシーも少なく、みんなだいたいシャトルバスを事前予約しているので、完全に積んでしまいます。
空港シャトルバスの予約方法はいろいろありますが、Aretemis Cave Suitesを予約したあと、チャット上でシャトルバスについても案内いただけたのでそちらで予約できました。空港に着いたら、私の名前を書いた紙を掲げたドライバーが待っていたので、無事シャトルバスに乗って、ホテルまで到着することができました。
詳細はこちらの記事もご参照ください!
Artemis Cave Suitesの洞窟ルーム
今回は洞窟タイプのダブルルームを予約して宿泊しました!このホテルに限らず、ストーンルームと洞窟ルームという表現がありますが、一部のホテルでは石造りの部屋を単にストーンルームと記載してあることがあるのでご注意ください!
洞窟ルームなので、実際のギョレメの洞窟を人が宿泊できるようにくり抜いた形になっています。現在では新しくこういった部屋をつくることはできないようです。
室内
真ん中にダブルベッドがおかれており、デスクやハンガーラックなどもありました。部屋によって多少デザインやインテリアは異なるようです。
シャワールーム
シャワールームは奥の方にあり、シャワーブースとトイレ、洗面台が併設です。ただし、とても広いのでその点はプラスポイントです。
シャワーブースには、シャンプーとシャワージェル(ボディーソープ)が設置されてあるので助かりました。ちゃんとバスローブも置いてあります。
トイレは洋式トイレです。隣にゴミ箱も設置されています。トルコではトイレットペーパーの性質や場所によっては、流すことができないのでこうしたゴミ箱に紙を捨てることがあります。
また洗面台の横にはドライヤーも設置されています。
コンディショナーや石鹸、ボディローション、ボディタオルもまとめて置いてあります。ボディタオルは泡立ちが良くて使いやすかったです。
備品
ミニバーはお水や紅茶、コーヒーが無料なので助かりました。今回訪れたのが冬だったので、日本から持ち込んだペットボトルと、この水でわりと事足りました。
スリッパもこちらのお部屋にはついています。靴を脱いでリラックスできるのはとてもありがたいです!最近ヨーロッパでもスリッパある施設増えている気がします。
部屋のキーはターコイズブルーのトルコ石?のようなものが埋め込まれたデザインでおしゃれです。ちなみに今回は時間の都合上やめたのですが、ハマム(サウナ)やマッサージなども55€〜体験できます。
Artemis Cave Suitesの朝食
朝食は朝08:00〜会場にてブュッフェ形式です。時間ぴったりにはあまり人が来てなかったんですが、09:00くらいになると結構席が埋まってきました。
朝食の内容は、パン、サラダ、ハム、チーズ、その他トルコのお惣菜などなど種類豊富でした。卵料理は、一人一人オーダーを聞き取ってくれるスタイルです。オムレツを選んでみましたが、味気なかったのでタバスコをかけて少し辛くしてみました。飲み物はトルコらしさあるチャイもありました。
Artemis Cave Suitesから望む景色
屋上から気球が見える!
屋上には絨毯やトルコランプが設置されており、撮影スポットとして自由に使用することができました。
2日目の朝は残念ながら天候不順が要因なのか気球が飛びませんでしたが、3日目は7:00頃からぽつぽつと気球が出てきました!
私の予想ですが冬場よりも夏場の方が観光客も多く、飛び立つ気球の数が多いのではないかと思います。インスタの写真とか見る感じ、もっと気球いそうなので。
シーシャバーから気球が見える!
おそらくこちらは夜間はシーシャが吸えるバーだと思います。昼間は開放されていてここからも気球を眺めることができそうです。ただし冬場は風除けのビニールが貼られているので、写真は撮りにくそうですね。
ギョレメの夜景
朝の気球も良いのですが、個人的にはギョレメの奇岩群の夜景の方こそ見ていただきたいです!街全体が奇岩群に覆われており、幻想的な風景になっています。
ギョレメの夕食
ホテルから、お土産屋さんやレストランが立ち並ぶ中心地までは徒歩10分もしないくらいの距離感です。
1日目の夕食はチェックインが22:00過ぎでお腹も空いてなかったのでスキップしましたが、2日目の夕方は中心部に繰り出してみました。
訪れたのはその名もギョレメレストランです。
様々なトルコ料理をいただけるお店で、ケバブやギョズレメ、レンズ豆のスープ、フムスなどを注文してみました!串にささったケバブは日本ではあまり見かけませんが、本場ではスタンダードです。
ギョズレメは薄いナンのようなもので、フムスはペースト状の料理でパンにつけるとあいました。レンズマメのスープはレモンを絞るとなお美味しかったです。
食後にはチャイも注文しました。
まとめ★Artemis Cave Suitesでカッパドキアを堪能!
今回はカッパドキア滞在でおすすめなホテル、Artemis Cave Suitesをご紹介しました!
洞窟ホテルはカッパドキアの名物!思いのほか冬でも暖かく過ごしやすいので、おすすめです。また、ホテル宿泊時には、朝の気球や夜景など写真映えする瞬間もたくさんありました。是非カッパドキア滞在の参考になれば幸いです。