【大阪万博】ロシア館はなぜ撤退?パビリオン跡地は何がある?【フェスティバルステーション】

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2025年に絶賛開催中の大阪・関西万博。各国の個性豊かなパビリオンが集まるなか、「あれ?ロシア館は?」と感じた方もいるのではないでしょうか。

実はロシアは当初出展予定だったにもかかわらず、正式に撤退が決定。現在ではそのパビリオンは別の用途に転用されています。

この記事では、

  • ロシア館はどんなパビリオンになる予定だったのか?
  • なぜ撤退したのか?
  • 予定地は今どうなっているのか?

をわかりやすく解説します。

Klook.com

ロシア館はもともと出展予定だった

https://archinect.com/asadov/project/russian-pavilion-at-expo-2025-in-osaka

大阪・関西万博において、ロシアは公式な契約を交わすには至らなかったものの、設計やコンセプト案まで進めていた国でした。

2021~2022年、ロシア建築チーム「Reserve Union」が、公式コンペ形式でのコンセプト設計案を公開。巨大な球面スライス型構造物を設計予定であり、両端に大きく張り出す姿がまるで宇宙船のように宙に浮くデザインでした。 歩行橋を渡って内部へ入っていくような構成です 。

過去の万博のロシア館とは一線を画す、日本ならではの空間演出を取り入れた「未来への箱舟」として構想されていたようです。

https://archinect.com/asadov/project/russian-pavilion-at-expo-2025-in-osaka

上記の情報や画像は、Archinectという世界中の建築家や建築学生、設計事務所が閲覧・投稿できる建築専門メディアに掲載されている情報となります。ロシア館のプロジェクトページには、館内導線の詳細が豊富に解説されており、設計コンセプトやチーム構成、設計意図までもが直接表記されているので、さらに詳細が気になる方は引用元も含めてご覧ください。

しかし、公式サイトにおいて出展契約国として記載されたことは一度もなく、2022年以降の国際政治状況(ウクライナ情勢による外交リスク)が影響し、パビリオン計画は白紙撤回されました。

なぜロシア館は撤退したのか?

ロシアが撤退した最大の理由は、2022年以降のウクライナ侵攻により、国際的にロシアが孤立し、西側諸国との関係が悪化したためと言われています。

政治的リスクと国際的配慮

  • 大阪万博は国際的な平和と協調がテーマ
  • 政治的対立を避けるため、運営側もロシアの不参加を事実上容認

つまり、経済制裁や外交的な事情から、出展自体が現実的でなくなったと考えて差し支えないでしょう。

ロシア館予定地はいまどうなってる?

フェスティバルステーション

ロシア館の建設予定地だった夢洲エリアは、「フェスティバルステーション」という多目的施設として機能しています。東ゲート側に位置し、ステージやワークショップブースが常設されています。

音楽ライブや日本伝統芸能の披露など、毎日のようにさまざまなイベントが行われています  。訪れた人のSNSでは、「東ゲート入ってすぐにあるけど、ここがロシア館予定地だったとは驚き」といった声もちらほら見られる状況です 。

大阪万博のチケット購入&ガイドブック

ロシア館は残念ながら見られませんが、世界各国の魅力あふれるパビリオンは多数出展しています!訪れる予定の方には、チケットの事前手配やガイドブックを読み込んでいきたいパビリオンの目星をつけておくことをお忘れなく!

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公式サイトからチケットを購入することは勿論可能ですが、klookでは大人気のガンダムパビリオンの入場確約チケットなど確実に楽しみたい人向けのチケットも多数取り扱いがあるので、ぜひ目的に合わせてご検討ください。

Klook.com

【まとめ】ロシア館の予定地はフェスティバルステーションに!

ロシアの不参加は政治的な背景があるとはいえ、文化交流の機会が減ったのは残念という声もネット上では見られます。一方で、その分ほかの国々の展示にも注目が集まっています。「幻のロシア館」に思いをはせつつ、フェスティバルステーションを眺めていただいて、これから現地に行く方は、ぜひ各国のパビリオンやイベントを満喫してください!

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