圧巻のサグラダファミリア!行き方・予約方法・見どころ&ガウディ建築を巡るおすすめスポットもご紹介♪【ヨーロッパ周遊~スペイン~】

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スペイン旅行で外すことができないスポットといえば、バルセロナにあるサグラダファミリアです!未だなお完成しておらず現役バリバリの建築中の世界遺産に訪れることができる機会は他では体験できません。今回は、そんなサグラダファミリアの基本情報や見どころ、その他ガウディ建築のおすすめスポットをご紹介します!

バルセロナといえば『サグラダファミリア』!絶対見に行きたい!

建築中の世界遺産を登るなんてなかなかできないよね!

  • サグラダファミリアの基本情報
  • サグラダファミリアのチケット予約の方法
  • サグラダファミリアへの行き方と入場方法
  • サグラダファミリアの見どころ
  • \他にも見どころいっぱい/バルセロナ市内のガウディ建築3選

サグラダファミリアの基本情報

サグラダファミリアとは?

着工からなんと100年以上経過!最近でこそ完成の目途がついてきましたが、今までは『未完の聖堂』なんて言われていたのがサグラダファミリアです。2005年には未完にもかかわらず、世界遺産として登録!?されるなど、多くの観光客が押し寄せるスペインを代表する観光スポットとなっています。

アントニ・ガウディの代表作として有名なサグラダファミリアですが、実はガウディの生前に完成したのは地下聖堂と生誕のファサードのみ。その後多くの職人の手によってサグラダファミリアの建設は続き、2010年にはローマ教皇ベネディクト16世によって「バシリカ」に認定するミサが執り行われました。それを契機にガウディ没後100年の2026年の完成を目指し建設が加速しましたが・・・。コロナの影響もあり、その予定は後ろ倒しとなる見込です。

アントニ・ガウディってどんな人

19世紀から20世紀にかけてバルセロナを中心に活動した、カタルーニャ出身の建築家であるアントニ・ガウディが制作に大きく関与しています。

他にもグエル公園(1900~1914年)・カサ・ミラ(1906~1910年)など彼の作品はアントニ・ガウディの作品群として1984年ユネスコの世界遺産に登録されています。

カタルーニャ地方の芸術様式であるモデルニスモは、曲線の使用や華やかな装飾の多い様式であり、その第一人者として知られる建築家です。鮮やかな色彩を用いた独創的な建築物を数多く残しています。

サグラダファミリアのチケット予約方法

チケットの購入手順

サグラダファミリアは時間指定の事前予約制です。当日券も販売されていますが、完売のリスクや待ち時間を無駄にしないためにも事前に購入しておくことをおすすめします。

また、希望の時間がとれないこともあるので、旅行の予定が決まったら早めに予約しておきましょう。

購入手順
  • STEP1
    公式サイトにアクセス
  • STEP2
    チケットの種類を選択

    まず個人・団体・学生かを選択し、希望のチケットを選択します。せっかくなので、タワーにも上れる4番目のSAGRADA FAMÍLIA AND TOWERS(サグラダファミリア聖堂内見学&タワーに上る)を選択するのがおすすめです。

    • SAGRADA FAMÍLIA(€26)
    • SAGRADA FAMÍLIA WITH GUIDED TOUR(€30)
    • SAGRADA FAMÍLIA WITH GUIDED TOUR AND TOWERS(€40)
    • SAGRADA FAMÍLIA AND TOWERS(€36)
  • STEP3
    日付を選択

    希望の日付を選択します。No avarablilityと記載がある日付は残念ながら満席で利用できません。

  • STEP4
    塔とエレベータ搭乗時間を選択

    サグラダファミリアは2つの塔がありますが、どちらか一方にしか昇ることができないので、この段階で決める必要があります。

    • Tower on the Nativity facade(生誕のファサード)
    • Tower on the Passion facade(受難のファサード)

    迷いましたが今回は受難のファサードを選択!

    こちらのほうが新しく、また建築中の風景も間近で見ることができるからです!

  • STEP5
    聖堂の入場時間を選択

    エレベータ予約時間の15分前には入場できるように選択しておきましょう。

  • STEP6
    チケット枚数を選択

    人数分のチケット枚数を選択します。ユニークな点として、学生料金のほかにUnder 30 years oldという若者向け料金が設定されています。ただでさえ物価高なので、若年者に向けたサービスは嬉しいですね。

  • STEP7
    個人情報を入力

    氏名、メールアドレス、電話番号、国を入力します。

  • STEP8
    クレジットカード情報を入力

    クレジットカード情報を入力し決済します。

チケットの購入手順は以上で終了です!問題なくカードのオーソリが通れば、後日メールアドレスにPDFチケットが送付されてくるので、それを持って入場時間に聖堂に向かいましょう。

サグラダファミリアの行き方と入場方法

Metro(地下鉄)がおすすめ

サグラダファミリアの最寄り駅は文字通り、Sagrada Familia(サグラダファミリア)駅なので、L2(2号線)またはL5(5号線)で簡単にアクセスできます!

駅に着いたら案内板があるので地上に上がれば、巨大なサグラダファミリアがお出迎え!すぐに見つけられます。

バルセロナの公共交通機関の料金はゾーン制です。

ですが、難しいことはなく、市内の主要観光スポットのほとんどすべてがゾーン1でカバーされています。つまり、『地下鉄なら同一料金で移動できる』というざっくり理解でOK!

また、10回分の回数券である『T-Casual』を購入すれば、1回あたり€1強の値段で移動可能です。

海外旅行ではGoogle Mapにあらかじめ、行きたいところをリストアップしておいたり、行き方を調べておくのが便利です!

入場方法

チケットが購入できている状態なら、時間までに生誕のファサード側の入場口に向かい列に並べばOKです。入場口の列に並ぶ際にチケットの提示が必要なため、印刷orスマートフォンに保存したチケットを見せるようにしましょう。

サグラダファミリアの見どころ

まずは正面の公園から撮影

サグラダファミリア

サグラダファミリアは大人気観光地のため、比較的人の数が少ない入場時間に訪れて写真撮影するのがおすすめです!

ガイドブックなどにも掲載される水面に浮かぶサグラダファミリアのアングルが撮れるのは、生誕のファサード側の隣接した公園です!サグラダファミリアは巨大な塔なので、フレームアウトしがち。そんなときはカメラを地面スレスレまで下ろして、下から上を見上げるようなアングルで撮影すると上手く全景が映り込むかと思います。

なお、日中はとても混むので、入場時間前できれば30分以上前に訪れておきたいところです。

生誕のファサード

生誕のファサード

生誕のファサードは、ガウディの生前にほぼ完成を迎えることができた唯一のファサードです。イエス=キリストの誕生から初めての説教を行うまでを表現していて、キリストにまつわる出来事が表現されているとのこと。こちらのファサードは、彫刻の量も多いからかゴツゴツしており強そうな印象です。

受難のファサード

受難のファサード

受難のファサードは、イエス=キリストが十字架にかけられた苦しみや悲しみを表しており、最後の晩餐からキリストの墓までを表現しています。ガウディの没後、彫刻家ジュセップ・マリア・スピラクスが12の彫刻群を手がけました。割と最近完成したらしく見た目はこちらのほうが綺麗で、新しい感じがします。

受難のファサードの塔内部から

エレベータを降りると、そこからは階段や渡り廊下を通って、景色や外側の建築物を間近で楽しむことができます。バルセロナ市街の絶景はもちろんですが、建設中だからこその工事現場の景色などは今しか楽しむことができないので、是非見てみてください。

塔の内部からの景色
塔からの景色
工事現場
工事現場が見えるのは今だけ!
フルーツのオブジェ
フルーツのオブジェ

神秘の森

教会内部は、木漏れ日が差し込む巨大な森をイメージし設計されているようです。柱なのにまるでごつごつした木のように見えるのがとても不思議です。明るく色鮮やかな空間が印象的でした。

神秘の森

ステンドグラス

訪れたのが良く晴れた日だったので太陽光が外からステンドグラスに降り注ぎ、教会の中をステンドグラスの色味で引き立てていました。こうした光の入り方もガウディのこだわりポイントだったとか。

ステンドグラス

\他にも見どころいっぱい/バルセロナ市内のガウディ建築3選

グエル公園

ガウディ建築を楽しむなら、グエル公園がおすすめです!高台にある公園で、ガウディ建築はもちろん、バルセロナの街が一望でき景色も楽しむことができます。

もともとは、自然と芸術に囲まれて暮らせる住宅地をコンセプトに分譲住宅地として建築がすすみました。しかし、買い手もつかず、依頼主であるグエイ伯爵も没したあとは工事も中断。最終的には市の公園として寄付されるに至りました。

そんなグエル公園ですが、トカゲの噴水や、テラス、回廊、天井のモザイクなど、随所随所にガウディ建築を見ることができます。どこもかしこも撮影スポットにピッタリです!

カサ・ミラ

グラシア通りにある波打った建築物がカサ・ミラです。波打つ曲線は地中海をイメージしてつくられたものだとか?

内部はガウディ建築に関する博物館になっており、住居部分や屋上も見学可能です。今回は時間の都合上、外観を眺めるだけにとどめました。それにしても、建物の前にある顔のオブジェは何なのでしょうか…この時期だけ何かイベントでもしていたのかもしれません。

カサ・バトリョ

こちらもグラシア通りにあり、カサ・ミラの比較的近くにある著名なガウディ建築です。同じく曲線美を取り入れているのが特徴のようです。

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