物価が高いことで有名なヨーロッパ。フィンランドも例外ではなく、むしろかなり高い部類に相当する国でした。今回はフィンランド・ヘルシンキ滞在中に、スーパーマーケットでお土産を実際に購入して、空港にて免税手続きを行ってきたので、実体験をもとに免税の手順をご紹介します!

1店舗で40€以上購入する必要もあって、他にもいくつか制約があるので注意してくださいね!
今回、お土産の購入・免税手続きを行った店舗は「K-Citymarket Helsinki Easton」です。K-Citymarketの詳細と、空港での最後の手続きについては下記の記事にまとめていますので、そちらをご参照ください!


- 【まとめ】免税手続きの全体の流れ
- 【手順1】[店内]商品を選ぶ
- 【手順2】[レジ]支払い前に免税を利用したい旨を伝える
- 【手順3】[レジ]レジのスタッフにパスポートを提示する
- 【手順4】[レジ]支払いをしてレシートを受け取る
- 【手順5】[周辺の空きスペース]自分たちで食品と食品以外に分けて袋詰めする
- 【手順6】[サービスカウンター]袋詰めした商品・レシート・パスポートを持ってカウンターに行く
- 【手順7】[サービスカウンター](聞かれたら)電話番号・メールアドレスなどの情報を伝えるor書類に書く
- 【手順8】[サービスカウンター]スタッフが商品が詰められた袋をスタップがテープで開かないように閉める
- 【手順9】[サービスカウンター]免税書類を受け取る
- 【手順10】[空港]セルフ免税機または免税カウンターで手続きをする
【まとめ】免税手続きの全体の流れ
はじめに免税手続きの全体の流れをご紹介します。店内、レジ、サービスカウンター、空港、とそれぞれの場所での注意点があるので、全体像をまずはおさえていただければと思います。

ひとつひとつの手続きは店員さんもサポートしてくれるので、気楽にショッピングを楽しんでくださいね!
- 手順1[店内]商品を選ぶ
- 手順2[レジ]支払い前に免税を利用したい旨を伝える
- 手順3[レジ]レジのスタッフにパスポートを提示する
- 手順4[レジ]支払いをしてレシートを受け取る
- 手順5[周辺の空きスペース]自分たちで食品と食品以外に分けて袋詰めする
- 手順6[サービスカウンター]袋詰めした商品・レシート・パスポートを持ってカウンターに行く
- 手順7[サービスカウンター](聞かれたら)電話番号・メールアドレスなどの情報を伝えるor書類に書く
- 手順8[サービスカウンター]スタッフが商品が詰められた袋をスタップがテープで開かないように閉める
- 手順9[サービスカウンター]免税書類を受け取る
- 手順10[空港]セルフ免税機または免税カウンターで手続きをする
【手順1】[店内]商品を選ぶ

まずは、店内でお土産探し!普通のお買い物と同様にカート・カゴに商品を入れていきます。
このときの注意点としては、「 食品」または「食品以外」で€40以上の商品、が免税対象となるということ!あわせて40€以上ではなく、それぞれ別々で考える必要があるので注意です。
K-Citymarketはムーミングッズや、マリメッコ、イッタラなどフィンランドを代表するブランドや商品も取り扱いがあるので、お土産購入におすすめです!
【手順2】[レジ]支払い前に免税を利用したい旨を伝える

普通のお買い物と同じようにレジカウンターに向かい、自分の番が来たら免税を利用したい旨を伝えてください。そのあとの処理に関わってくるみたいです。

稀に店員さんでもK-Citymarketで免税対応できることをわかっていない場合があります!
その際は別の店員さんに確認してもらったり、呼んでもらうようにして、そのままお会計に進まないようにしてください。実際、私も最初の店員さんは免税について知らなくて、近くの店員さんが理解して進めてくれました。
【手順3】[レジ]レジのスタッフにパスポートを提示する
免税は当然、現地在住の方は利用できず、観光客しか利用できません。パスポートの提示が求められるので、ホテルに忘れてこないようにしてくださいね。
【手順4】[レジ]支払いをしてレシートを受け取る
免税分はあとから返金処理されるので、まずは税の分も含めてレジにて全額支払います。レシートを必ず受け取るようにしてください。そのあとサービスカウンターに行くように手順を教えてくれる方もいるかもしれません。
サービスカウンターはレジと同じ並びにあるのでわかりやすいと思います。
【手順5】[周辺の空きスペース]自分たちで食品と食品以外に分けて袋詰めする
レジで支払いが終わったら、自分たちで商品を袋詰めをします。
フィンランドはビニール袋は有料です。レジで購入も可能ですが圧倒的に割高なので、適当なビニール袋を日本から持参することをお勧めします。
「食品」と「食品以外」に分けて袋詰めをします。量が多く1袋に入らない場合は2袋に分かれてもOKです。(例:食品が多い場合は食品2袋、食品以外1袋としても問題ありません)
わたしが訪れた店舗は袋詰めする場所がなかったので、サービスカウンター前のベンチで袋詰めしました。建物内の適当な場所で袋詰めしたら問題ないと思います。
【手順6】[サービスカウンター]袋詰めした商品・レシート・パスポートを持ってカウンターに行く

レジ周辺にサービスカウンターがあるので、そこで免税手続きを行います。
場所がどこかわからなかった場合は、レジのスタッフに確認すると良いでしょう。わたしもレジの方に「どこで手続きしたらいいか?」と確認し、親切に教えてくれました!
カウンターが複数あり、どれに並べばいいかわからなかったので、スタッフに確認すると「番号札とってね」と言われたので、番号札を取って待っていました。店舗によりシステムが異なるかもしれませんので、現地でご確認いただくと良いと思います。
【手順7】[サービスカウンター](聞かれたら)電話番号・メールアドレスなどの情報を伝えるor書類に書く
カウンターで手続きをしている間、電話番号やメールアドレスを求められることがあります。私は裏紙を渡されて「ここに電話番号とメールアドレスを書いて」と言われました。
Global Blue(免税サービスを提供する)会社)での免税が初回の場合、登録が必要なようです。日本で使用しているものでOKですので、伝えましょう。店舗側でGlobal Blueに登録してくれて、記入したメールアドレスに免税の状況が届くようになりました。
【手順8】[サービスカウンター]スタッフが商品が詰められた袋をスタップがテープで開かないように閉める

「EU出国するまで開封厳禁」と書かれたシールで袋の封を完全に閉じられます。EUを出るまでは開けられませんのでご注意下さい。
【手順9】[サービスカウンター]免税書類を受け取る

免税書類を受け取ります。K-Citymarketの場合はA4用紙(免税書類)とレシートがホッチキス留めされているものでした。空港での手続きで必要になりますので、大切に保管しましょう。店内での手続きは以上です!
【手順10】[空港]セルフ免税機または免税カウンターで手続きをする

ホテルに戻って、免税の商品をしまったら、あとは帰国の段階までそのままでOKです。空港で免税商品の確認をされる場合もあるので、荷物の預け入れをする前に、免税手続きを行うようにしてください。
空港での手続きについては以下の記事で詳細をご紹介しておりますので、ご参照ください。

K-Citymarketの免税手続きについて詳細をご紹介しました!私も実はこの免税で●€ほど返金されたので、とってもお得にお土産を購入することができました。
ぜひ、フィンランドに訪れた際は免税手続きをお忘れなく!