トルコ・イスタンブール旧市街を象徴する観光名所といえば「アヤソフィア」と「ブルーモスク」です!どちらもスルタンアフメット地区の中心にあり、徒歩ですぐ行ける距離。とはいえ、限られた旅の時間のなかで「どっちを優先すべき?」と悩む人も多いはず。
この記事では、両方を実際に訪れた筆者が、それぞれの見どころ・違い・注意点を整理しながら、限られた時間を踏まえてどちらに行くべきか?という疑問に答えます。
結論としては、時間が許すなら両方行くのがベスト! どちらか選ぶなら個人的にはビザンティン様式とイスラム様式が織り交ざったアヤソフィアがおすすめです!

時間が限られている人向けに、目的や好みに応じた選び方のポイントも紹介します。
それぞれの違いをざっくり比較!
比較項目 | アヤソフィア | ブルーモスク |
---|---|---|
歴史 | 約1600年~(ビザンツ帝国時代) | 約400年~(オスマン帝国時代) |
建築様式 | ビザンティン様式とイスラム様式の融合 | 典型的なオスマン建築 |
入場料 | 有料(25ユーロ) | 無料(寄付歓迎) |
写真撮影 | 可(内部もOK) | 可(礼拝時間外) |
見どころ | ドーム天井の装飾、キリスト教とイスラムの共存装飾 | 青いイズニックタイル、シンメトリーな内部空間 |
混雑度 | 非常に混雑 | 混雑するが回転は早い |
アヤソフィアに行くなら、ここをチェック!

アヤソフィアは、もともとキリスト教の大聖堂として建てられ、のちにモスク、そして博物館、再びモスクへと転じた歴史の変遷を感じられる施設。

訪れて驚いたのは、ドーム天井のスケール感と装飾の繊細さ。金色に輝く天井と、アーチを彩る幾何学模様のタイル、そしてキリストのモザイク画が共存する空間は、他では味わえません。
内部はかなり混み合うので、事前にオンライン予約でチケットを確保しておくのがおすすめ。朝一番に訪れると比較的空いています。
はじめてのトルコ旅行なら、チケットの事前手配がおすすめです!
ブルーモスクは見学無料で列に並んで入るしかありませんが、イスタンブールの観光名所は有料でチケット購入が必要なスポットも多数あります。klookなどのチケット手配サイトを活用すれば、現地での煩わしいチケット購入や行列もスキップできて、限られた旅行期間を有効活用できます。klookではアヤソフィアは勿論、トルコ各地のオプショナルツアーの手配が日本でできるので、事前に計画をたてやすいかも♪
Klook.comブルーモスクに行くなら、ここがポイント!

正式名称は「スルタンアフメットモスク」ですが、内部を彩る青いタイルの美しさから「ブルーモスク」と呼ばれています。

中に入るとまず目を引くのが天井の高さと、無数のシャンデリア。その下に広がる絨毯と壁一面のイズニックタイルが、まさに“イスラム建築の傑作”という雰囲気です。
しかも、ここはイスラム教の宗教施設であるモスクであるため入場無料。観光客用の入り口も整備されていて、モスクの荘厳さを気軽に体験できます。ただし礼拝時間中は入場不可なので、タイミングには要注意。観覧中も静かに見学するようにしましょう。
どっちに行くべき?目的別のおすすめ
- 歴史好き・建築好きなら → アヤソフィア
異文化が融合した空間は圧巻。内部の装飾は写真映えも抜群です。 - イスラム建築を体感したいなら → ブルーモスク
トルコらしい雰囲気と、青の世界に包まれる感覚はここでしか味わえません。 - 時間がない or 予算を抑えたい → ブルーモスクだけでも十分満足感あり
無料でこれだけ見られるのは本当にすごい。 - 写真重視・インスタ映え派 → アヤソフィアの内部は絶対チェック!
両方巡るなら、ベストな順番は?
- 朝一でアヤソフィアへ(混雑回避)
- そのあとすぐブルーモスクへ(午前中なら礼拝にかからないことが多い)
徒歩2分ほどなので、半日あれば両方見学できます!ちなみに朝早くのアヤソフィアの様子はこんな感じ。チケットブースはそこまで混んでいません。

【まとめ】アヤソフィアとブルーモスク、どちらも“必見”!
正直に言って、どちらも外せないスポット。それぞれに異なる魅力があり、建築・歴史・宗教文化が好きな人には一生モノの体験になります。時間が許すならどちらも訪れて、その違いを自分の目で感じてみてください。