アジアのハブ空港である仁川国際空港。空港駅とソウルを結ぶ便利な空港鉄道がAREXです!仁川からソウルまで50分ほどで直通運転でチケットも事前購入が可能。今回はklookにてチケットを手配したのでチケット購入方法や乗り方、注意点を詳しくご紹介します!

AREXは早くて快適だけど、klook予約の場合、残席がない場合も!余裕をもって購入しておこう!
- 「AREX」の詳細(料金・有効期限・乗車可能エリア)が分かる!
- 「AREX」の購入手順が分かる!
- 「AREX」の空港駅の販売場所が分かる!
空港からソウル市内までの移動方法とは?
韓国・ソウルに到着して最初に直面するのが、「空港からどうやって市内まで移動するか」という問題です。特に私のように初めての韓国旅行や深夜・早朝便を利用する場合、タクシーの料金の相場や路線バスのわかりづらさに不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
ざっと思いつくだけでもこんな感じでいろいろと移動手段があります。
移動手段 | 所要時間(目安) | 料金(目安) |
---|---|---|
リムジンバス(空港バス) | 60~90分 | 10,000~15,000ウォン程度 |
タクシー | 60分 | 60,000~80,000ウォン程度 |
配車アプリ | 60分 | 60,000~110,000ウォン程度 |
空港送迎サービス | 60分 | 70,000~110,000ウォン程度 |
AREX直通列車 | 43分 | 9,500ウォン程度 |
AREX一般列車 | 59分 | 4,150ウォン程度 |
どの配車サービスやリムジンバスなど高速道路を使うものは渋滞状況にもよりますが、少なくとも1時間はみておきたいところです。料金もリムジンバスは安いものの、それ以外は結構なお値段がしてしまいます。
そんなときにおすすめなのが、空港鉄道「AREX」です。仁川空港とソウル駅を結ぶこの鉄道は、所要時間が短く、快適で、料金も比較的リーズナブル。とくに事前にklookなどでチケットを購入しておけば、さらにお得に便利に利用できるんです。
この記事では、AREXの基本情報とチケットの買い方、klook予約の手順や注意点、さらに実際の乗車方法まで詳しく解説します。これから韓国旅行を計画している方は、ぜひ参考にしてください!
Klook.comAREXには2種類の電車がある!その違いとは?
AREX(Airport Railroad Express)は、仁川国際空港とソウル市内(ソウル駅)を結ぶ空港鉄道です。空港到着後すぐに乗れるので、観光客にとって非常に便利な移動手段となっています。
実はこのAREX、「直通列車(直達列車)」と「一般列車(各駅停車)」の2種類があるのをご存じでしょうか? どちらに乗るかで、所要時間や快適さ、料金が変わってきます。
直通列車(Express Train)
まずご紹介するのは直通列車です。いわゆる新幹線の指定席のような感じなので、慣れていない方はこちらがおすすめです。実際、私も行きは直通列車を利用してソウルに向かいました。
- 仁川空港〜ソウル駅をノンストップで運行
- 所要時間:約43分
- 全席指定・スーツケース置き場あり
- 料金:大人9,500ウォン(KLOOK予約だと割引あり)
- 静かで快適、特に荷物が多い方や家族連れにおすすめ
一般列車(All-stop Train)
一般列車はごく普通の電車で所要時間が車並みにかかりますが、なんと直通列車よりもお値段が半額以下!帰りも直通列車に乗る予定でしたが、ちょっとしたトラブルで一般列車に乗ることになってしまいました。こちらの様子ものちほどご紹介します。
- 仁川空港〜ソウル駅の間に複数駅に停車
- 所要時間:約59分(混雑時は1時間超えることも)
- 自由席・T-moneyカード利用可
- 料金:大人4,150ウォン(2025年4月現在)
- 地元の人も利用するため、時間帯によっては混雑することも
直通列車と一般列車どっちがおすすめ?
それぞれの列車の特徴は上記の通りなので、あとは目的次第です。それぞれの旅行スタイルにあわせてご選択いただくのがよいかと思います。
目的・状況 | おすすめの列車 |
---|---|
荷物が多い/座って快適に移動したい | 直通列車 |
少しでも安く移動したい | 一般列車 |
深夜・早朝便で運行時間に制限がある場合 | 一般列車(本数が多い) |
チケットの購入方法3パターン!
AREXのチケットは、主に以下の3つの方法で購入できます。
①駅の窓口・券売機で購入
一番オーソドックスな方法が駅の窓口・券売機で購入する方法でしょう。仁川空港駅やソウル駅の専用窓口/券売機で購入可能です。メリットや注意点は下記のとおりです。
- 到着後すぐ買えるので事前準備が不要
- クレジットカード/現金どちらも使える
- 行列ができることもあり、時間ロスの可能性
- 英語・韓国語表記が多く、不安な人には不向き
②T-moneyカードで一般列車に乗車
この方法は一般列車でしか対応できませんが、T-moneyカードを活用する方法もあります。ただし、行きの場合はT-moneyカードをそもそも持っていない場合も多いと思うので、リピーター向けの方法かもしれません。こちらもメリットや注意点をまとめてみました。
- Suicaのようなチャージ式交通カードで、ピッとタッチして乗れる
- 地下鉄・バスもこれ1枚でOK。現地での移動に便利
- 座席指定なし(混雑時は立ちっぱなし)
- 直通列車には使えない(要専用チケット)
③klookなどのオンライン予約サービス
今回利用したのがこの方法です。事前にバゲージドロップで荷物を待っている間にklookからAREXのチケットを購入しました。こちらもメリットと注意点は下記のとおりです。
- 日本語で簡単に予約でき、割引料金が適用されることも
- QRコードを提示するだけで乗車できる(窓口に並ぶ必要なし)
- クレジットカード・PayPayなど多彩な支払方法に対応
- 時間変更・キャンセルには制限があることもある
- 端末の充電切れに注意(QRコード提示が必要)
AREXの乗車方法と車内の様子
STEP1:チケットの有効化

klookで予約後、メールやアプリに表示されるQRコード付きバウチャーを有効化して好きな時間と座席を予約します。
STEP2:改札を通って、ホームへ移動

有効化した後は、指定された列車の出発時刻を確認し、直通列車専用の改札から入場します。
(一般列車のホームとは異なるので注意!)
STEP3:いざ乗車!ホームと車内の様子

直通列車はオレンジ色のホームドアで、しかも車体番号・座席番号も上に表示されているのでわかりやすいと思います。

乗車すると、新幹線のような荷物置き場があるのでスーツケースを置くことができます。ノンストップなので防犯的にも問題ないと思います。座席の写真は撮り損ねてしまったのですが、新幹線のような2列2列の座席構成です。
ゆったりとした座席なので、行きの時間を利用してガイドブックなどを読んで、ソウル観光について計画を立てるのも良いと思います!
klookで予約する場合の注意点
最後にklookでAREXを予約する場合のとっても大事な注意点をおつたえします。それは…klookでチケット購入時点では希望時間のAREXの空席があるかどうかわからない、取れないリスクもあるということです!
あくまでもklookで購入できるのはチケットに引換できるバウチャーであり、実際に希望時間のAREXのチケットがとれるとは限らないのです。
この落とし穴に引っかかってしまい、実は帰りのAREXで希望の時間が買えず、とはいえ飛行機の時間も迫ってしまうので泣く泣く一般列車にて帰ることになりました。しかも、klookの場合は返金不可!とのことで権利は保持されるものの次回の韓国旅行まで使えず…。といっても次回の韓国旅行の予定なんてないので、無駄になってしまいました。

ということで一般列車で帰ったので、写真は一般列車のホームの様子です。結構、人が多いのが分かるかと思います。最初数駅は立ちで、たまたま座席が空いたタイミングで座ることができてソウル駅に行くことができました。
【まとめ】空港鉄道「AREX」を使って仁川⇔ソウルを移動!
空港鉄道AREXを使って、仁川国際空港とソウル市内(ソウル駅)を行き来する方法についてご紹介しました。AREXは空港到着後すぐに乗れるので、観光客にとって非常に便利な移動手段となっているので、ぜひ活用してみてくださいね。
特に直通列車であれば移動時間も短く、指定席でゆったりと移動できるのでおすすめです。現地で購入もできますし、klookで事前購入もできるので、余裕を持って事前購入されることをおすすめします。