イスタンブール観光は何日必要?1日・2日・3日で巡るモデルコース完全ガイド【初めてのトルコ】

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初めてのイスタンブール、何日あれば満喫できる?

トルコ旅行の中でも特に人気のある都市、イスタンブール。
旧市街にはアヤソフィアやブルーモスク、新市街にはおしゃれなカフェや近代的な建築が並び、まさに東西文化が交差する都市です。

とはいえ、初めて訪れる方にとっては「何日あれば満喫できる?」「どう回るのが効率的?」と悩む方も多いはず。

本記事では、イスタンブール初心者の方に向けて1日・2日・3日でまわるモデルコースをご紹介します。
ガイドブックよりも現地感があって、旅のスケジュールをイメージしやすいよう、無理なく・詰め込みすぎないコース設計を意識しました。

実際に私がイスタンブールを旅した際、「ここはもっとゆっくり見たかった!」と思った場所もあったので、その反省も活かしています。

できるだけメインどころをはじめの方に持ってきていますが、このモデルコースをパクッて自分なりにアレンジしてみてくださいね!

結論からお伝えすると、1日でも十分主要な観光名所をめぐることができますが、2~3日くらいの余裕があると新市街やアジアサイドなど網羅的にイスタンブールを楽しむことができます!

今回は各プランを、詰め込みすぎず、ひとつひとつをじっくり楽しむルートとしてご提案します。

モデルコース概要

3日間モデルコース
  • 1日目午前
    アヤソフィア
    トプカプ宮殿
  • 1日目午後
    イェニ・ジャーミィ
    ガラタ橋
    エジプシャンバザール

  • 2日目午前
    地下宮殿バシリカ・シスタン
    ブルーモスク
  • 2日目午後
    アジアサイド
  • 3日目午前
    ドルマバフチェ宮殿
  • 3日目午後
    タクシム広場
    グランドバザール

この記事では、1日目は旧市街、2日目は旧市街+アジアサイド、3日目は新市街、とエリアごとにご紹介するので、日程や行きたいエリアに合わせて、順番や時間は調整してみてくださいね。

日数モデルコースの特徴
1日旧市街の定番スポットを厳選して楽しむ
2日歴史エリアに加え、アジアサイドの街歩きを体験
3日さらに余裕があれば、新市街とショッピングエリアへ

半日モデルコースとの違いは、スポット数をあえて減らし、1ヶ所あたりの滞在時間をしっかり取ることで「深く楽しむ」旅にしています。半日でコンパクトに回りたい方は、前回のこちらの記事も参考にしてみてくださいね!

【1日目モデルコース】旧市街の定番スポットを厳選して楽しむ

▶ 午前:アヤソフィアからトプカプ宮殿へ。世界遺産を1つずつしっかり味わう

アヤソフィアの外観

イスタンブール観光のはじまりは、やはりスルタンアフメット地区のある旧市街から。

まずは、圧倒的な存在感を放つアヤソフィア(Hagia Sophia)へ。もともとキリスト教会として建てられ、のちにモスク、さらに博物館となり、現在は再びモスクとして機能しています。
内部は荘厳なドーム天井と、モザイク画とイスラム書道が共存する独特の空間が広がり、歴史好きでなくとも息を呑む美しさ。

観光の所要時間は60〜90分ほど。混雑を避けたい方は、朝一番の時間帯(9時前後)がおすすめです。朝のうちに訪れることで混雑も避けられ、静けさの中でその荘厳さを堪能できます。

スルタンの大広間

続いて徒歩5分ほどで到着するのが、トプカプ宮殿
こちらはオスマン帝国時代のスルタンたちが実際に暮らしていた巨大な宮殿で、敷地内は複数の中庭・博物館エリア、ハーレム、宝物館、ボスフォラス海峡を見渡す中庭など見どころたくさんです。

じっくり見ると2時間はかかるため、午前中はこの2スポットだけでも十分満足できるボリュームです。

見どころが多いため、1ヶ所あたりにしっかり時間を確保。詰め込み過ぎないことで、旅の満足度がぐっと上がります!

▶ 午後:イェニ・ジャーミィ〜ガラタ橋〜エジプシャンバザールで地元の息吹を感じる

ガラタ橋

午後は地元の雰囲気が色濃く残るエリアを巡ります。まずは「イェニ・ジャーミィ(新モスク)」へ。優美な建築と静寂な祈りの空間が魅力で、華やかなアヤソフィアとはまた違った趣があります。

モスクを出たら、すぐ近くの「ガラタ橋」へ。旧市街と新市街を繋ぐこの橋の上では、釣りを楽しむ人々やトラムが行き交い、イスタンブールの日常風景が垣間見えます。名物「サバサンド」を販売する屋台もあり、サバサンドを片手に橋の下で一休みするのもおすすめ。

メフメット・エフェンディ

その後は徒歩で「エジプシャンバザール」へ。スパイス、ナッツ、トルコ菓子などが並ぶアーケードは、まさに五感を刺激する空間。食べ歩きやお土産探しにもぴったりです。近くにはトルココーヒーで有名なメフメットエフェンディのコーヒー屋さんがあるので、のんびりコーヒーを飲んでみてはいかがでしょう?

【2日目モデルコース】歴史エリアに加え、アジアサイドの街歩きを体験

▶ 午前:地下宮殿とブルーモスクで旧市街観光を締めくくり

地下宮殿の雰囲気

2日目は再び旧市街の名所からスタート。まずは「地下宮殿(バシリカ・シスタン)」へ。巨大な地下貯水池で、暗闇の中に立ち並ぶ列柱と水面の反射が幻想的な空間を作り出しています。映画のロケ地にもなったこの場所は、涼しい朝にぴったり。

ブルーモスク

地上に戻ったら、徒歩ですぐの「ブルーモスク」へ。正式名はスルタン・アフメット・モスクで、内部の青いタイル装飾が有名です。観光客も多いですが、今も現役のモスクなので礼拝の時間帯には注意が必要。荘厳な空気を体感しながら、ゆっくり見学を楽しみましょう。

▶ 午後:フェリーでアジアサイドへ、地元の生活にふれる

クルーズ

午後はヨーロッパサイドからボスフォラス海峡を越えて、アジアサイドの「カドゥキョイ」へ。エミノニュ港からフェリーに乗れば約20分で到着します。

店先の様子

カドゥキョイは観光地化されすぎておらず、地元民の生活が色濃く残るエリア。市場、カフェ、雑貨屋が並び、ぶらぶらと散歩するだけで新しい発見があるはずです。街中の食堂でトルコ料理のケバブを味わうのもおすすめ。夜は再びフェリーでヨーロッパ側に戻りましょう。

【3日目モデルコース】さらに余裕があれば、新市街とショッピングエリアへ

▶ 午前:ドルマバフチェ宮殿で豪華絢爛な歴史に触れる

ドルマバフチェ宮殿

3日目は新市街へ。まずは「ドルマバフチェ宮殿」へ向かいましょう。オスマン帝国末期に建てられたこの宮殿は、ヨーロッパ建築とトルコ装飾の融合が見事。バロック様式のシャンデリアや鏡張りの部屋など、まるで絵画の中にいるような感覚に。

敷地が広く、見学ルートも長いため、所要時間はたっぷり90分以上を見ておくと安心です。

▶ 午後:タクシム広場〜グランドバザールで買い物三昧

トラム

午後はタクシム広場からスタート。近代的なビルと賑やかな通りが続き、イスタンブールの「今」を感じられるエリアです。独立記念碑やイスティクラル通りのトラムも必見。

店先の様子

その後は旧市街へ戻り、巨大市場「グランドバザール」へ。土産、雑貨、ランプ、ジュエリーなど、迷路のような通路を歩くたびに新しい世界が広がります。観光の締めくくりにぴったりのスポットです。

【まとめ】イスタンブールは日数に応じて楽しめる!

1日目で旧市街の定番をじっくり満喫、2日目で宗教建築の深みとアジアサイドの生活感を、3日目で新市街の華やかさと買い物の楽しさを堪能。どの日程でも「時間配分と移動効率」を意識した構成になっているので、初めてでも安心して旅を楽しめます。

✅ 1日だけでも歴史を感じられる濃密体験
✅ 2日で観光+ローカル感をバランス良く
✅ 3日あれば新旧イスタンブールを完全網羅

旅行プランに合わせて、自分だけのベストコースを選んでくださいね!

はじめてのトルコ旅行なら、チケットの事前手配がおすすめです!

現地での煩わしいチケット購入やチケット購入の行列もスキップできて、限られた旅行期間を有効活用できます。klookでは人気のアヤソフィアは勿論、トルコ各地のオプショナルツアーの手配が日本でできるので、事前に計画をたてやすいかも♪

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