【宿泊記】モーベンピック・アスワンに泊まってみた!~アブシンベル神殿のために前泊!5つ星高級ホテルのお部屋をご紹介~【エジプト旅行@アスワン】

モーベンピックアスワン 海外旅行ログ

エジプトの観光名所「アブシンベル神殿」へのアクセスには、アスワンでの前泊が便利です。空路でカイロからアスワンに移動し、事前に手配していたシャトルバスで「モーベンピックアスワン」に向かいました。アスワンの数少ない外資系ホテルのひとつであり、日本人にとっても安心感のあるホテルだと思います。実際に宿泊したのでその様子をご紹介します!

アブシンベル神殿のほかにもアスワンハイダムなど近くには観光名所があります。でも、リゾート内にプールやレストラン、アクティビティがあるので、ほとんど市内を散策することはしませんでした。

モーベンピック・アスワンの基本情報

アスワンのナイル川に位置するエレファンティン島のなかに佇む5つ星高級リゾートホテルです。ホテルの各部屋の眼下には、ナイル川を一望できカイロの喧騒とはまた異なる優雅な時間を過ごすことができます。

モーベンピック・アスワン外観

アスワンにはいくつかホテルがありますが、5つ星クラスの外資系ホテルは数がだいぶ限られるので、安心感重視の方にはこちらのホテルがお勧めです。

公式サイトはこちらになります。今回はExpedia経由で予約しました。

ホテル名Movenpick Aswan
住所Elephantine Island, Sheyakhah Oula, Aswan 1, Aswan Governorate 1240891 エジプト
電話番号+20972454455
チェックイン14:00
チェックアウト12:00

今回は翌朝のアブシンベル神殿ツアーの為に1泊しかできませんでしたが、もう1泊くらいしてゆったり寛いでもよかったかもしれません。時間の都合上、エレファンティン島の外はほとんど見れなかったので。

モーベンピック・アスワンのアクセス

空港送迎

このホテルを選んだ決め手のひとつに、「空港送迎の手配」が可能だということがあげられます。カイロではUberを利用することができましたが、アスワンではUberは非対応です。したがって、空港からホテルに向かうためには、公共交通機関のバス、もしくは値段交渉して空港のタクシーに乗る、といった方法しかありません。

どちらの方法も少々ストレスがかかり、はじめての国・地域では非常に不安でした。しかし、このホテルはホテル内で提携しているNASCO TOURSにて往復$60にて送迎を手配することが可能でした。事前にメールでやりとりして予約をすることで、出口で名前を書いた紙を掲げたスタッフが待機し、車に案内してくれるといった方式…のはずでした。

アスワン空港の出口

しかし、いない!!!到着ゲートのどこを探しても、NASCO TOURSのスタッフがいません!!!

慌ててメール&チャットを送ると、「車のトラブルで25分遅れてる!ごめん!」的な返事が。

空港-ホテル間の移動時間がだいたい30分くらいと聞いていたので、これたぶん、本当は忘れてたんじゃね???

しかも、エジプトの空港は一度出ると、中に戻るのはNG!クソ暑い外で30分以上待つことになりました。。。その間も、ひっきりなしにタクシーの客引きが来るわ来るわ、でもだんだんと客引きの人たちも不憫に思ったのか心配そうな声かけに変わっていってましたね笑

そして、すっかり誰もいなくなってしまったところで、漸くNASCO TOURSの車が到着しました。やっとホテルに向かうことができます!

結局料金は往復$50にディスカウントしてもらえて、ヨット的なアクティビティも無償でつけてくれたので、まあ良しとすることにしました。

悪いひとたちではないので、前日に確認のメールをしておくことを強くお勧めします!

NASCO TOURS

島へ渡るフェリー

モーベンピックアスワンは島の中にあるホテルなのでフェリーで向かう必要があります。このフェリーは24時間営業しており、もちろん無料で乗ることができるので、早朝のアブシンベル神殿ツアーのときにも活用できました。

フェリーターミナル陸側

フェリーターミナルはモーベンピック専用になっていますし、Google Mapにも表示があるので安心してたどり着くことができると思います。

フェリー

バギーで玄関へ

島に着いたら、短い距離ですがホテルのスタッフがバギーで荷物と人を運んでくれます。日差しが強く、荷物も重いのでありがたいサービスです。

バギー

モーベンピック・アスワンの敷地内の様子

まずはじめに思ったのはお客さんの少なさです。私たち以外のお客さんは3組程度しか見かけませんでした。部屋数自体は400室以上あるようですが、シーズンではないようです。

廊下

ロビーはとても涼しく、チェックイン時にはウェルカムドリンクも提供されました。砂糖を使用していないのに、甘い不思議なドリンクです。

ロビー

壁側にもエジプト感あふれる絵が描かれています。

壁

モーベンピック・アスワンのお部屋

室内

エジプトの夏はとても暑いので、実は夏場は閑散期になっています。そのため部屋が空いているのか、アップグレードしていただけることになり、「デラックススイートキングベッドナイルビュー」の2階建て構造でナイル川を望むことができるとても良いお部屋にしていただけました。ウェルカムフルーツもあったので、嬉しい限りです!

1階部分

ベッドルーム

ベッドルームは2階部分にあります。空調もしっかりと効いており、過ごしやすかったです。

ベッドルーム

シャワールーム

シャワールームはひとつですが、トイレは1階と2階にひとつずつありました。

1階のトイレ

2階にシャワーブースもあり、シャンプー、リンス、ボディソープは備え付けでした。石鹸やボディタオルもありました。なお、歯ブラシはなかったので事前に日本から持っていくことをお勧めします。

2階のトイレ
シャワー

部屋の目の前には整えられた庭が広がります。その奥にはナイル川を望むことができ、日の沈む夕焼け時などは幻想的な風景を堪能することができました。

庭

ちなみに翌日の昼間に庭側からお部屋を撮影したのが下の写真です。1階2階部分が今回泊まったお部屋になります。

ホテル

モーベンピック・アスワンの食事

レストラン

送迎のトラブルによって、ホテルに着いたのがだいたい12:00頃でちょうどお昼時でした。本当は市内散策でごはんも探そうかと思ったのですが、予想外のできごとに疲労してしまったのでホテル内のレストランで食事することにしました。

メインタワーの最上階がレストランになっており、とても良い眺めで島の北側の先端とナイル川を一望することができます。

レストランからの眺望

リゾットを注文しましたが、提供まで40分以上かかりました。Google Mapの口コミで提供が遅いという記載がありましたが、本当に料理が来るのが遅かったです。味自体は悪くないですし、私たち1組しかお客さんがいないのに、こんなに時間がかかるのは正直謎でした。ゆったりとした時間感覚なのかもしれませんね。

ランチのリゾット

ルームサービス

夜ご飯は、ルームサービスを注文することにしました。後述のアクティビティでも暑さで少々疲れており、ちょっと移動はしんどかったので。ルームサービスの方はわりと早く提供され、時間もしっかりしていました。味も提供時間もルームサービスの方がよかったので、このホテルではルームサービスを利用するのがベターだと思います。

こちらのフィレステーキのお肉が柔らかくて美味しかったので、翌日の夕方にも再び注文してしまいました。まったくエジプト料理感はなかったのですが、お腹を壊している身からすると親しみのある料理が身体に染みました。

ステーキ

朝食

アブシンベル神殿ツアーは遠方(車で4時間弱)かつ猛暑の時間帯を避けるために、集合時間がとても早いです。このホテルもそうしたツアー客の需要を見越してか、朝ごはんは午前03:00頃からいただくことが可能なようでした。

朝食会場

ですが、さすがに朝早すぎてお腹の消化が追いついておらず、ぶどうを数粒食べて紅茶を飲むので精一杯でした。

ちなみに、深夜?早朝?のホテルの外観はこんな感じで艶めかしい色合いにライトアップされていました。

夜のモーベンピック

アクティビティ ファルーカ

送迎が遅れたお詫びにアクティビティとして、ナイル川を渡る伝統的な帆船「ファルーカ」のセーリング体験を90分ほど体験できることになりました。夕方17:30頃から乗ったのですが、まだまだ日差しが強かったので、飲み物必須でした。

ちょうどよい写真を撮っていなかったのですが、一応屋根付きの船になっており、帆の向きを変えることで風の力によって進む船でした。案内人のおじいさんと若者の2人ペアがついてくれて、お客さんは我々2人だけで、島の外周を1周ぐるっと回ります。

1周回るということは、風の力だけでは逆向きには進めません。途中途中でモーターを積んだ助っ人の小舟のお兄さんが来て、船を押しすすめてくれていました。

ファルーカ

島の北部はモーベンピック・アスワンの敷地になっており、宿泊している部屋の建物や、レストランのあるタワーなどが綺麗に望むことができました。

島の外周

島の南部は少し遺跡が残っており、建物の名残や何かモチーフが描かれていたりするので、見どころがあるかと思います。90分間のうち途中謎のダンスや歌を一緒に歌ったり踊ったりする時間もありました。ただ、非常に長いので総じてぼ~っと風景を眺めている時間が長かったように思います。楽しかったんですけどね、いかんせん暑さで・・・。

遺跡

レイトチェックアウト

アブシンベル神殿ツアーの帰りが14:00頃で、帰りの飛行機が19:00過ぎなので、いったんチェックアウトしてロビーとか島内散策で適当に時間をつぶそうかと当初は考えていました。ただ、この日差しの強さを考えると、シャワーも浴びたいよなぁと思って、前日のうちにフロントにレイトチェックアウトについて確認しました。

本来はチェックアウトは12:00までですが、レイトチェックアウトで部屋の空き状況によっては無償で14:00まで延長可能なようです。それ以上については$95で延長可能とのことでした。

必要経費と考えてレイトチェックアウト延長しましたが、これは大正解でした。アブシンベル神殿ツアーで滝のように汗をかいたので、部屋に戻ってシャワーを浴びることができて最高でした。ベッドで横になって仮眠もとれましたし、ルームサービスで遅めのランチ兼早めのディナーも食べることができました。心身ともに回復につながりました。

もしアブシンベル神殿ツアーに行かれる場合は、無理せずレイトチェックアウトをすることをおすすめします。

まとめ★モーベンピック・アスワンでのんびりステイ!

なんだかんだ言いつつアスワン滞在も楽しむことができました。今回はアブシンベル神殿ツアーのための前泊という位置づけでしたが、アスワンにはアスワンハイダムはじめ未だいくつかの観光名所があるようなので、また次回来ることがあればもう少し長くのんびり滞在したいなと思います。他の記事では、アブシンベル神殿ツアーについてもその魅力をご紹介していきたいと思いますので、エジプトご宿泊の際の検討材料になれば幸いです。

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